「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは30日、高級ジーンズを手がける米アパレル、Jブランド社を12月末に買収すると発表した。経営陣などから80%強の株式を買い取る。費用は246億円。Jブランド社は2005年創業で米ロサンゼルスに本社を置く。2万円前後のジーンズを主力商品とし、11年12月期の売上高102億円、営業利益26億円。日本に直営店はなく、一部の百貨店や専門店が扱っている。
ジーンズの低価格競争を引っ張ってきたファーストリテイリングが高価格帯にも手を伸ばすのは、世界企業への脱皮を図るうえで品ぞろえを広げるねらいがある。米国で知名度のあるJブランド社を買収すれば、米市場での認知度向上にもつながると判断した。
経営は引き続き、現在の経営陣にまかせる。売り上げの7割が米国内のJブランド社を、世界ブランドに育てるつもりだという。