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美白志向くっきり、90年代より10%白く 資生堂調査

2009年5月18日3時1分

写真:30代の平均的な、91年ごろの肌色(左)と99年ごろの肌色。合成された30代の平均的な顔に描いた=資生堂提供30代の平均的な、91年ごろの肌色(左)と99年ごろの肌色。合成された30代の平均的な顔に描いた=資生堂提供

 日焼けを避けて、美白進む?――。日本人女性の素肌が90年代に比べて、10%程度白くなっていることが、資生堂ビューティーソリューション開発センターの吉川拓伸(ひろのぶ)さんらの研究でわかった。なかでも30代は約20%も白さを増した。横浜で開かれていた日本色彩学会で、17日発表した。

 吉川さんらは、資生堂に保存されている20〜59歳の女性の素肌のデータを使い、ほおの色の明るさについて調べた。91〜92年、99〜02年、04〜06年のそれぞれの期間に測定した延べ約1900人分。

 91〜92年分と04〜06年分を比較すると、白さを示す明度の平均値が肌色の範囲で約10%増え、白くなっていた。この傾向は99〜02年の測定分で顕著になり、02年以降はあまり変化していなかった。世代別では30代の変化が最も大きく、明度が同様に約20%増加していた。

 一方、20〜59歳の86人に好きなファンデーションの色を選んでもらったところ、専門家が「肌の色にあう」とした色よりも、肌が白っぽく見える色を好む傾向が出た。

 吉川さんは「日焼けは体に悪いというイメージもあり、日焼けを避ける人が増えたのだろう。少子化・晩婚化の影響で、30代が子育てに充てていた時間を肌の手入れに充てられるようになったのではないか」と話している。(石橋達平)

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