2010年8月30日6時48分
神戸コレクションでステージでポーズを決める出演者=29日、神戸市中央区のワールド記念ホール、竹花徹朗撮影
業界関係者を集めるだけでなく、普通の若い女性にチケットを販売して開くファッションショー「神戸コレクション2010秋冬」が29日、神戸市のワールド記念ホールで開かれた。17回目の今回は32の服飾ブランドが参加。今年人気のフェイクファー(人工毛皮)やヒョウ柄などを使った秋冬物の服を着たモデルがステージを歩くと、1万人超の観客から大歓声が上がった。
今回のスポンサー収入は、前回と比べ1割増。若い女性の注目度が高いイベントのため、協賛に加わる企業は服飾メーカーにとどまらず、化粧品や電機、通信など幅広い業種から30社を超えている。「価格競争が進むなか、若い女性の消費は違う流れにある。企業の関心も一層、高まっている」(主催の毎日放送)という。