現在位置:asahi.com>ファッション&スタイル>ビューティー> 記事 タータンチェックなどをモチーフ 多彩にみせたラルフ・ローレン NYコレクション2008年02月10日 最終日の8日。有力3ブランドがフィナーレを飾った。
前シーズンはセントラルパークを舞台に、アメリカの服飾史を回顧するかのような華やかなショーで40周年を祝った「ラルフ・ローレン」。いつものダウンタウンの会場にもどって、新たな10年のスタートを切った。今回はタータンチェックやブランケット(毛布)柄を主要なモチーフ。ジャケットにネクタイ、ロングスカートという正統的なトラッドから、大ぶりな襟とショート丈のジャケットにタイツやミニスカートという今日的なコーディネートまで、多彩なスタイルを見せた。 「ダナ・キャラン」は柔らかなドレスが印象的だった。部屋着のようにくつろいだ雰囲気や、大人の女性のセクシーさなど、ドレープが様々な表情を描く。ゴールドやパープルなど、つややかさと深みを備えた色彩も美しい。 「マーク・ジェイコブス」は観客の「期待」を鮮やかに「裏切った」。というのは、前シーズンはショーのスタートが2時間も遅れて顰蹙をかったからだ。今回は予定時刻を15分ほど過ぎたところで、ロックバンド「ソニックユース」の演奏が始まった。「前座」と受けとめていたら、突然モデルが登場、観客を驚かせた。 作品も、アバンギャルドなアートのようだった前回とは異なり、一見クラシックな印象。ギャザーで背中にボリューム感を出したドレスや、ウエストに帯を巻いたかのようなジャケットなど、ディテールにこのブランドらしさを感じさせた。(西岡一正)
◇写真は大原広和氏撮影 |