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メンズ・アンダーウエアが多彩に 機能性にも注目

2008年04月07日

 いよいよ春本番。女性にとってインナーファッションが気になる季節だが、最近では男性にもアンダーウエアへの関心が高まっている。イメージモデルや機能性をめぐる話題を集めてみた。(西岡一正)

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デビッド・ベッカムを起用したエンポリオ・アルマーニ

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ドルチェ&ガッバーナのデビッド

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ワコールのクロスウォーカー=蛭田真平撮影

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アンダーキャッスル=08年秋冬コレクションから、大原広和氏撮影

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ガッツダイナマイトキャバレーズ=07年秋冬コレクションから、大原広和氏撮影

●理想はダビデ像

 2人のデビッドがアンダーウエアのイメージモデルとして競い合っている。

 1人はサッカー選手のデビッド・ベッカム。1月からエンポリオ・アルマーニのキャンペーンモデルを務める。鍛え上げた肉体が世界のファッション誌やスポーツ誌を飾り、主要都市で屋外広告にもなる。東京・表参道にも2月に登場した。

 もう1人のデビッドは本職のモデル。ドルチェ&ガッバーナの香水の広告に登場したところ、デザイナーが気に入って、07年11月に起用された。ウェブサイト(www.dolcegabbana.jp)でもセクシーな肢体を公開している。

 興味深いのは、どちらのデビッド(David)もミケランジェロのダビデ像(Davide)を想起させる、と紹介されていること。ブランドは異なっても、肉体美の理想は変わらないようだ。

●おなか対策にも

 肉体美はともかく、おなかを何とかしたい――。そんな男性に向けたアンダーウエアをうたうのが、ワコールのクロスウォーカー。太もも部分を刺激するクロス構造で、歩幅が自然に広がり、筋肉を鍛える効果があるという。累計720万枚を売った女性用機能性インナーの技術を応用。同様のヒットを狙う。

 米国ブランドのジョッキーは「3D」シリーズで、日本での知名度向上を目指す。8方向に伸縮する素材で、体の動きにフィットする機能を備えたという。

 女性用インナーの市場規模は99年の9019億円から06年の7400億円へと縮小傾向が続く。一方、男性用は00年代に入って2700億円前後で推移(ともに矢野経済研究所調べ)。メーカーは、機能性アンダーウエアに男性市場拡大の期待を込めている。

●女性にも人気

 女性ファッションの特徴を採り入れる男性用アンダーウエアのブランドも登場した。キャミソールが街着になるように、「アウターになるアンダーウエア」というコンセプトを掲げるアンダーキャッスル。3月に東京コレクションでデビューした。

 男性用では珍しいTシャツとブリーフのセットに、ファスナーやチェーンでハードな味付けをするなど、新しい提案をしている。

 男性向けだが女性に人気のあるブランドも。06年にスタートしたガッツダイナマイトキャバレーズだ。

 男性デザイナー2人が、自分たちが着たいものを作る。カラフルなボーダーやヒョウ柄など、「派手で面白い下着」を意図。約4割を女性が買うといい、「勝負用」にと考えるファンもいるのだそうだ。

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