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「色石ブーム」の立役者 タイヤックが語るジュエリー

2008年6月2日

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写真(ジュエリーデザイナーのマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックさん)リビア生まれのフランス人。フィリップ・トレーシーを経て、96年ブランド設立=東京都港区、東川哲也撮影

 トルマリンやオパールといった繊細で色鮮やかな石を、大胆にまるごとセッティングする。女性が日常的につけるジュエリーに「色石(いろいし)ブーム」を巻き起こした立役者のひとり。5月半ばに日本を訪れた。

     ◇

 28歳の頃、インド旅行中に石のさまざまな色に魅せられたのが、この道に入ったきっかけ。それまでのジュエリーは、おおげさなソワレ用か、日常用のさえない定番ばかり。私は女性たちが自由なライフスタイルの中で、朝から晩まで気軽につけられる、美しいジュエリーが作りたかった。

 石の形と色を生かすため、ダイヤにしか使われていなかったカットを用いたり、貴石と半貴石を交ぜたり。宝飾界の常識破りとも言われたけれど気にしなかった。一番大事なのは、石選び。品質が高くなくても良い色の石はある。一つの石に特別な素晴らしさが発見できたら、ジュエリーにします。

 ジュエリーを買う時は、実際につけてみて、自分の上で輝くように見える石を選ぶといい。女性は何かを求めている時に宝石を買う場合が多いけれど、不思議なことに、求める内容によって選ぶ石が違うと確信しています。恋愛中の人はローズクオーツ、情熱が必要ならルビー。その人の「今」が反映されるから面白い。(編集委員・高橋牧子)

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