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今年の水着 ビキニに重ね着 多様化

2010年6月14日10時37分

写真:[1]ビキニ上下とサロペットの3点セット=ガールズアワード2010から、川瀬洋氏撮影拡大[1]ビキニ上下とサロペットの3点セット=ガールズアワード2010から、川瀬洋氏撮影

写真:[2]流行のニット素材の水着=ガールズアワード2010から、川瀬洋氏撮影拡大[2]流行のニット素材の水着=ガールズアワード2010から、川瀬洋氏撮影

写真:[3]サロペット(左)やワンピースがセットになったビキニ=プランタン銀座拡大[3]サロペット(左)やワンピースがセットになったビキニ=プランタン銀座

写真:[4]三愛の今年の自信作=鈴木好之撮影拡大[4]三愛の今年の自信作=鈴木好之撮影

 今年の水着は洋服の流行を反映し、小花柄やフリル、ニット素材が増えている。街着風の重ね着セットはさらに多様化し、人気を集めているのは、ビキニ上下にサロペットやAラインワンピースがついた3点セット。日焼けを防げて体形も隠せる上、何通りにも着回せる「おトク感」が受けているらしい。

■サロペット

 東京・国立代々木競技場で、5月下旬に開かれたファッションイベント「ガールズアワード2010」の水着ショーでは、街でも流行中のサロペットを、ビキニの上に重ねる新しいスタイルが目を引いた=写真[1]。

 洋服の流行と同じく、主流はフェミニン系。リボンを胸にあしらったビキニやピンク系の小花柄、レース素材やニット素材=写真[2]=が続く中、ひときわ活動的な印象を残した。

 サロペットは水着と同素材で水にぬれてもOK。水着ショーを主催した日本スイムスーツ協会の山田誠・副部会長によると、20〜40歳前後に幅広く人気だという。

 「トレンドだというだけでなく、子どもと水遊びする時に肌を露出したくない母親世代に受けているのでは」

 10年ほど前に始まった水着の重ね着スタイルは多様化し、より街着に近く、露出度の低い方向へ向かっている。

■着回し重視

 東京・銀座のプランタン銀座の「スウィムブティック」には、ビキニ上下・キャミソール・ショートパンツの4点セット、水陸両用レギンス付き3点セットなど、様々なパターンがそろう。

 3〜4点セットで1万7千円前後。1番人気はビキニとサロペット=写真[3]左=、2番目はビキニとロング丈ワンピースのセット=写真[3]右=だという。

 「着回し重視派が増えている。国内では重ね着、海外のリゾート地ではビキニなどと使い分けられるので、おトク感があるのでしょう」とスウィムブティックのスーパーバイザー、坂下裕美さん。

 一方でワンピース型水着は絶滅寸前だ。水着アパレル大手、三愛の銀座本店には、2点が残るのみだった。

 「水着にも普段着の感覚を求める人が増えている。泳ぐ以外に砂浜でくつろぐ、食事するなど、水着の目的も多様化した」と、大那久子店長は分析する。

 三愛の今年の自信作は、英リバティ社と提携したリバティプリントの小花柄ビキニ=写真[4]=、モデルは同社イメージガールの菜々緒。花柄とフリルの愛らしさがポイントだ。

■機能性もアップ

 昨年実用新案を取得し、今年から全国で発売した三愛の「スタイルアップ」シリーズも売れている。

 表・裏の二重構造で、胸元のリボンを引っぱると内側のブラジャーだけがしぼられ、胸を寄せられる。顧客からの声をきっかけに開発した。

 2007年には赤外線カメラによる盗撮を防ぐ「透視盗撮ブロックショーツ」を発売。砂が付きにくい水着、水を吸収しにくく体が冷えない水着など、機能に対する顧客の要望は高まるばかり。だがここ10年、価格はビキニなら1万3千〜1万4千円程度で変わらないという。

 「新しい機能や素材を使いながら値段を抑えるため企画・生産・販売の各工程で努力しています」と広報宣伝部の永島和祥・担当部長は語る。(安部美香子)

■水着の扱い方Q&A

 ●色落ちを防ぐには?

 脱いだら真水ですすぎ、風通しのよいバッグで持ち帰る。高温になる車のトランクには入れないで。帰宅後は中性洗剤を少量つけて手洗いし、陰干しする。ドライヤーや乾燥機は使わない。

 ●お尻の部分に細かい砂が入り、カビのように見えます

 まず流水でざっと洗い、陰干しする。洗面器にためた水では、一度取れた砂がまた入るのでダメ。こすり洗いも砂が奥に入り込むので避ける。

 完全に乾いたら両手で持って布を引き伸ばしながら、つめを立てないようにして下から指で布をはじくと、パラパラと落ちる。(三愛水着事業部)

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