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ロンドン・ファッション通信1 首相夫人がファッション大使に!

2011年2月19日13時5分

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写真:ロンドンファッションウィークアンバサダーに就任したサマンサ・キャメロン首相夫人も、開会式に姿を見せた(以下、写真はすべて柏木写す)拡大ロンドンファッションウィークアンバサダーに就任したサマンサ・キャメロン首相夫人も、開会式に姿を見せた(以下、写真はすべて柏木写す)

写真:貴族の邸宅サマセット・ハウスの中庭に、ショーを行うテント会場が建てられている拡大貴族の邸宅サマセット・ハウスの中庭に、ショーを行うテント会場が建てられている

写真:まだ冷え込むロンドン、ファーが主流。大胆な柄も目立つ拡大まだ冷え込むロンドン、ファーが主流。大胆な柄も目立つ

写真:廊下を利用して、デジタル作品が展示されていた、視聴も可能拡大廊下を利用して、デジタル作品が展示されていた、視聴も可能

写真:イギリスらしい帽子店のブースも。「スティーブン・ジョーンズ」拡大イギリスらしい帽子店のブースも。「スティーブン・ジョーンズ」

写真:売り出し中のカラフルな春夏ものも展示会に並ぶ拡大売り出し中のカラフルな春夏ものも展示会に並ぶ

写真:プレス用に用意されたパソコン。にらめっこしているうちに、あやうくショーに遅れそうになることも拡大プレス用に用意されたパソコン。にらめっこしているうちに、あやうくショーに遅れそうになることも

 2011年秋冬ロンドンファッションウイーク(LFW)が18日、開幕した。バーバリー、ポール・スミスなどの老舗ブランドから、ジャイルズ、イッサといった話題の気鋭デザイナーまで、スタイルも規模も幅広いのが特徴。今回からPR担当大使にサマンサ・キャメロン首相夫人を迎え、23日まで国内外に向けてロンドン発のスタイルを発信する。(ロンドン18日=アサヒコム編集部・柏木友紀)

 ロンドン中心部にあるサマセット・ハウスをメーン会場に、市内各地で65のランウエーショーや45のプレゼンテーションのほか、170ブランドの展示会が予定されている。LFW25周年を記念して2年前から本拠地ロンドンに戻って来たバーバリーを始め、ジャイルズ、マシュー・ウィリアムソン、ダックスなど、このところ新作発表をパリやミラノ、ニューヨークからロンドンに切り替えるブランドも少なくない。パンクやミニスカートといったロンドン発祥のスタイルがファッション界を席巻した70年代、ジョン・ガリアーノやアレクサンダー・マックイーンらが輩出した90年代に続けとばかり、同地のファッション関係者の期待と興奮が入り交じる。

 高級革製品などで知られる英スマイソン社でクリエーティブ・ディレクターを務めていたキャメロン夫人はこの日、黒いミニのスーツ姿で開会式に出席した。何げないストレートの栗毛と相まって、抑えめで上品な雰囲気が漂う。「ファッションは210億ポンドにも及ぶ英国でも非常に重要な産業のひとつ。その振興のために少しでもお役に立てれば」などとあいさつ。老舗帽子店から新進ジュエリー・デザイナーの作品まで、会場内の展示会場を視察しながら、気さくにデザイナーやブランドスタッフと会話していた。

 メーン会場のサマセット・ハウスはテムズ川に面してたたずむネオ・クラシカル様式の建物で、かつては貴族の邸宅として使われ、現在は美術館や教育機関などが入る。この1階から4階部分で展示会が行われ、キャットウォーク・ショーは中庭に建てられた大きなテントで行われる。

 英国内の新聞各紙やファッション雑誌はもちろん、世界中から述べ約5000人のジャーナリストやバイヤーらが訪れる。例年に比べ比較的暖かいとはいっても、2月半ばのロンドンはまだ寒く、ファーを主体にブーツや巻物といった防寒スタイルが多い。他地域のファッションウイークと比べると装いはやや抑えめ、バッグなどもマルベリーに代表される大きめのエディターズ・バッグが主流のよう。

 敷地内をせわしなく行き来するバイヤーやモデル、ショーの観客らの中から、目立ったいでたちの人に端から声をかけて撮影するカメラマンや、服や小物、おしゃれのポイントを聞いてまとめるライターたち。プレスルームで鬼のようにパソコンのキーをたたく一部のプレス。今後のビジネス展開に向けて自作を売り込む若手デザイナー。一つショーを終えてまた次のショーへ向かうモデルたち。これらが混然一体となり、慌ただしいながらもお祭り気分も漂う。

 この日は若手デザイナーを中心としたショー、19日からは日本でもなじみのあるブランドの発表が続く。分刻みで次々行われるショーの内容や、そこに集まる人々の熱気を随時お伝えしていきます。

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