現在位置:asahi.com>ファッション&スタイル>08年春夏ミラノコレクション> 記事 甘い装飾ロマンチックな方向に ミラノコレクション開幕2007年09月25日 東京、ニューヨーク、ロンドンに続いて、08年春夏ミラノ・コレクションが22日から始まった。29日までの会期中に、約100ブランドのショーに加えて、100ブランドのプレゼンテーションが開かれる。
ショーの過密スケジュールが従来から問題になっているが、今シーズンは注目ブランドのショーが24日からの4日間に集中する。朝9時から45分刻みで18ブランドのショーが続く日があるなど、さらに過密な日程になった。しかし、その分だけ期間が短縮されるため、バイヤーやジャーナリストには「効率は良い」と評判になっている。 例年になく25度を超える暑さの中、初日と2日目は新進デザイナーが新作を見せた。 なかでも安定感のある作品を見せたのは、「アレッサンドロ・ディ・ベネデッティ」。これまではゴシック調のダークなイメージが強かったが、今回はフリルやラッフルなど甘い装飾をコンパクトなボディーに重ねて、かなりロマンチックな方向に寄せた。 色はかすみがかったグレーや白。オーガンジーやレースといった繊細な薄布を花びらのように重ねたドレスが印象的。19世紀の貴族が用いた、フリルやひだの襟「ジャボ」が、ミニドレスやブラウスにつけられて、優しくクラシックに仕立てられている。 フリルやラッフルなどロマンチックなディテールを使いながら、すっきりとクリーンにまとめるスタイルはロンドンでも多く登場していて、今シーズンのトレンドとして注目されそうだ。(編集委員・高橋牧子) ◇写真は大原広和氏撮影 |