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ベテラン健在、若手も台頭 08年春夏NYコレクション

2007年09月24日

 08年春夏ニューヨーク・コレクションが5日から12日まで開催され、200を超すショーや展示会があった。40周年を迎えたラルフ・ローレンなど老舗(しにせ)ブランドが健在ぶりをアピールする一方で、若手デザイナーも台頭。活気のあるコレクションを見せた。

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ラルフ・ローレン

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ザック・ポーゼン

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プロエンザ・スクーラー

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ドゥー・リー

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カルバン・クライン

 ニューヨークの都心は高層ビルの建設ラッシュだった。サブプライムローン問題で陰りはさしたが、「バブル並み」といわれた好景気が背景にある。

 そんな雰囲気を反映してか、コレクションでも華やかなイベントが続いた。中でも盛大だったのがラルフ・ローレン。セントラルパークの温室庭園で40周年記念のショーを開いた。

 クラシックなロングドレスから、マニッシュなスーツ、乗馬スタイルをはさみ、カラフルなドレスまで72点。英国の服飾文化を参照しつつ独自に発展させたスタイル、いわば「アメリカン・クラシック」のパノラマを繰り広げた。フィナーレにはローレン自身が登場、観客のスタンディングオベーションに応えた。

 ベテラン勢では、ラップドレスで人気のダイアン・フォン・ファステンバーグが、花や果物の柄のカラフルなドレスを披露。ゆったりしたシルエットでリゾートに誘う。ダナ・キャランは対照的に、太いベルトでウエストを絞りボディーラインを強調。パワフルでセクシーな女性を描いた。

 一方、若手デザイナーにも実力派がそろう。クラシックなスタイルに独自の表現を盛り込んだコレクションが目を引いた。

 80年生まれのザック・ポーゼンは「アメリカの初期入植者」へのオマージュとして、ジュート(黄麻)のジャケットやコットンドレスにグラマラスな雰囲気を添えた。フィナーレはゴージャスなレッドカーペットドレス。

 プロエンザ・スクーラーは02年、男性デザイナーのデュオが立ち上げた。ヴァレンティノが出資するなど欧州でも注目株。今シーズンは、ミリタリー調のドレスやキモノ風のジャケットなどで快活さを出した。

 ドゥー・リーは韓国系女性デザイナーのブランド。03年にコレクションデビューした。優雅なドレープを描くドレスやネットを重ねたスカートなどを発表。繊細な美しさとくっきりとした存在感が印象に残った。

 アイテムではロマンチックなドレスが目についた。それもフリルやリボンなどの装飾を控え、デザインと素材で雰囲気を表現するブランドが多い。その代表格がカルバン・クライン。ストレッチ素材やシームレス縫製を駆使したロングドレスは流れるようなラインを描いていた。

 またスポーツテイストも広がっている。マイケル・コースは、サファリジャケットやリゾート風のミニドレスなどにスポーティーな感覚を盛り込んだ。来年75周年のラコステも、得意のポロシャツを中心にした楽しいショー。ヨウジヤマモトとアディダスが組むY―3は、黒を基調としたデザインにスポーツウエア特有の原色を採り入れ、モードに昇華させていた。

 ◇写真はすべて大原広和氏撮影

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