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つやと繊細さ メンズ多彩 東京コレクション「第2部」

2008年04月16日

 「東京発日本ファッション・ウィーク」(JFW)閉幕後も続いた、東京コレクション(東コレ)のいわば「第2部」が今週でほぼ終わった。約30ブランドが都内各地で独自にショーを開催。なかでもメンズの各ブランドは、大人のつやや少年の繊細さ、さりげないユーモアなど、それぞれの男性像を打ち出し、「東京メンズ」の存在を印象づけた。(西岡一正)

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ジョン・ローレンス・サリバン=大原広和氏撮影

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サトルタナカ

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Nハリウッド=大原広和氏撮影

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グリーン=東川哲也撮影

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ハンアンスン=大原広和氏撮影

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ワイズ・レッドレーベル=杉本康弘撮影

 青と黒の太いストライプのスーツや、緑のジャケットにピンクのパンツのコーディネート――。ジョン・ローレンス・サリバンは、一歩間違えれば悪趣味になりかねないスタイリングに挑戦。パープルやゴールドなど大胆な色彩をテーラードスーツに載せて、大人の男のつややかさに変えた。狭いストライクゾーンのコーナーを突くようなコレクションに観客席から大きな拍手が送られた。

 サトルタナカのメンズはベージュを基調にモノトーンやブラウンを交える。ミリタリーやスポーツの要素を採り入れて少年のような雰囲気を漂わせつつ、テーラードスタイルでエレガントなコレクションに仕上げた。ファクトタムはダウンジャケットやパーカなど、カジュアルな服を並べ、旅立つ少年を思わせるスタイルを見せた。

 カジュアルウエアに徹したのがNハリウッド。「日常生活の真実」をテーマに、長袖Tシャツにチェックのシャツを重ねたり、スタジアムジャンパーとデニムを組み合わせたり。スーツにボウタイのモデルもとぼけた味わい。「かっこいいこと」からあえて降りた、ゆるい雰囲気が新鮮に映った。

 レディースでは、エレガントな服づくりで知られるグリーンが「ワイルドウエスト」という意外なテーマを掲げた。「米西部開拓時代の服は英国のクラシックが源流。ウエスタンをいかに新しくできるか試みた」とデザイナー。バファローチェックと呼ばれる柄など、往時のファッションの特徴を、テーラードのジャケットやドレスにさりげなく採り入れた。

 ハンアンスンは、モンドリアンの抽象絵画を思わせるカラフルなグラフィック柄や、キャラクターをプリントしたドレスが中心。撮影スタジオを模したステージでモデルが躍動する、ポップなショーだった。

 ワイズ・レッドレーベルは、オーバーサイズの服にミリタリーやワークウエアの要素を盛り込んだ。ワイズの遺伝子を受け継ぎながら、赤と黒が強烈なコントラストをなすコレクションを見せた。

     ◇

 国内ブランドのショーを中心イベントとしたJFWが第3年度を終えた。JFWの後に20〜30ブランドのショーが数週間にわたって続き、東コレの分散開催が定着しつつある。

 JFWに来場する外国の報道関係者やバイヤーは200人を超えるが、「第2部」を見ないまま帰国してしまう。海外発信のチャンスを生かすためにも、▽第2部の会期を集約してJFWと連続させる▽JFW側は第2部の広報にも力を入れる、といった協力体制を組めないだろうか。

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