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2011年6月9日10時12分
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「シトウレイのfun! fun! fashion!」

シンガポールのおしゃれ カラフル&カジュアル!

シトウレイ

写真:マレーシアのファッションディレクターの彼女と、ニューヨークのセレクトショップのディレクターの彼。ただいまショーの開場待ち。拡大マレーシアのファッションディレクターの彼女と、ニューヨークのセレクトショップのディレクターの彼。ただいまショーの開場待ち。

写真:AFXのディレクターのジンさん。シンガポール発の地元の人気ブランドalldressedupを着て。彼女も大ぶりアクセサリー。拡大AFXのディレクターのジンさん。シンガポール発の地元の人気ブランドalldressedupを着て。彼女も大ぶりアクセサリー。

写真:華やかなワンピースにつけるのは、ここでもやはり同色の大ぶりアクセサリー。拡大華やかなワンピースにつけるのは、ここでもやはり同色の大ぶりアクセサリー。

写真:ショー会場での1枚。2人ともカラフルな着こなし。右の彼女のような大き目アクセサリーはよく見かけた。拡大ショー会場での1枚。2人ともカラフルな着こなし。右の彼女のような大き目アクセサリーはよく見かけた。

写真:出来そうで出来ないこの色使い。このスカートは彼女のお手製。拡大出来そうで出来ないこの色使い。このスカートは彼女のお手製。

写真:普段のシンガポリアンはこれくらいのカジュアル。拡大普段のシンガポリアンはこれくらいのカジュアル。

写真:シンガポールの若手で人気急上昇中のdepressionのデザイナー2人。拡大シンガポールの若手で人気急上昇中のdepressionのデザイナー2人。

 シトウレイです、こんにちは! 先日シンガポールのファッションのお祭り、ASIA FASHION EXCHANGE(略してAFX)に行ってきました&撮ってきました!

 シンガポールは今アツイ!気温同様(連日30度以上)ファッションへの熱も年々盛り上がりを見せてきてます。シンガポールは東西の文化や物資が交錯する中継地で、ハブ的役割をはたしてきた国。で、これからはファッションのハブにもなろうじゃないかという目的で開催されたのがこのAFX。官民一体となった国をあげての政策なのです!

 シンガポールにとどまらず、韓国、香港、台湾、タイにマレーシア、アジア中のブランドが続々参加しています。アジア全土を巻き込んだイベントの盛り上がりよう、そのスピード感や規模感はもう圧倒的。本気でパワフル!ものすごい元気!いるだけでワクワクしちゃいます。今回はコレクションまわりのファッション事情にレッツフォーカス!

 まずは女の子。とにかく目につくのは開放的&カラフルなスタイル。身体のラインはしっかり出す!的なボディ・コンシャスなスタイルが多い。常夏の国だけに肌の露出に関してはみなさんさほど躊躇がないので、手足も肩も惜しみなく出す。セクシー感を演出するため、という理由に基づく露出ではないので、見ててもさほどドキドキはなく、むしろヘルシーささえ感じます。そして色使いがまた独特。カラフルな色合いが人気の模様。

 「数年前はお洒落といえばモノトーンだったけど、このカラフルブームは最近増えてきたの」とはシンガポリアンの女の子の弁。モノトーンはまとまりやすく、トライしやすい&外さないので、お洒落のエントリーとしては、確かに覚えのある人も多いはず。

でも、カラフルさんが増えてきた、、、という事はシンガポリアン・ガールたちはお洒落の階段を一歩登ったという事なのかも!

 そして注目なのはアクセサリー。総じてアクセは大き目が人気!というのは、ここ灼熱の太陽の下、レイヤード(重ね着)でのお洒落は若干厳しい…。とはいえワンピース一枚、シャツ一枚の着こなしの変化はつけたいわ、という時に大ぶりアクセはよい助っ人になるんです!存在感ボーン!なアクセサリーを加える事で、着こなしの変化が楽しめます。 現地の人気ブランド店員さんに聞いても「やっぱりアクセは大ぶりが人気ね」と、返ってきました。

 コレクションまわりのファッション事情はこんな感じ! では一般の街の人、ストリートでのファッションは如何に?一言でいえば「ザッツ・カジュアル」。男女ともどもTシャツ、タンクトップにショートパンツかミニスカートがメインです。理由を聞くと、「普段は暑いからお洒落しない」。うーん、予想通りのご返答。ですよね、確かに!

 お洒落をする時とそうでない時がキッパリはっきり分かれているのが、東京ストリート視点のわたしにとってはすごく新鮮。東京では一度帰って洋服変えて、メイクを変えて、髪の毛だって変えちゃって、そうやって気合いを入れてまたお出かけ、と言うのがあまりないので、シンガポリアンのオンオフをはっきり区別をつけるという「ファッションとのる付き合い方」に、文化の違いを感じました。

 ドレスアップとカジュアルダウン。おめかスイッチ――お洒落をする時、スイッチを入れる感覚――が、この国にはある。「よそゆきの服」という言葉は日本じゃほとんどもはや死語状態ですが、ここシンガポールにはそれがある!

 ドレスアップとカジュアルダウンのスイッチがなく、いつでもそこそこドレスアップ、というのが日本のファッション。ストリートにいても、そのままちょっとしたパーティー位なら出かけていけるお洒落具合を常にキープオン。

 そんな文化の違いをストリートから感じました。これは、どちらが良いとか悪いとかではなくて、お互いの違いを理解し、認め合い、尊重しながらそれぞれの方法でファッションを楽しんでいけばいいんだと思う。

 ファッションを見てくと、文化が見える。文化が見えると、その国に対する理解は深まる。理解ができれば、国と国との隔たりはなくなる。人と人は、つながりあう事が出来る。

 ではでは今日はこの辺で。お相手は、「STYLEfromTOKYO」シトウレイでした、チャオ!

プロフィール

シトウレイ(Rei Shito)

石川県加賀市出身。早稲田大学教育学部在学中よりモデルデビュー。

STREET FASHION CULTURE誌「STREET」「FRUiTS」「TUNE」でフォトグラファーとして活躍後、08年より東京のストリートファッションを海外に向けて発信するサイト「STYLE from TOKYO(http://reishito.com/)」を開始。毎日更新で東京の「今」を全世界に向けて届けているパワーブロガー。原宿のファッションアイコン的存在でもある。新聞、雑誌、WEBなどで活躍中。
今夏、初の電子書籍による写真集を出版。iPod/iPhoneにてご覧いただけます。詳細はHPにて。http://www.d21.co.jp/contents/campaign/StylefromTokyo/

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