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2012年1月12日10時47分
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「シトウレイのfun! fun! fashion!」

輸入ファッションが観光資源に?シンガポールの超巨大ショッピングモール

シトウレイ

写真:ホテルからみた景色は、まるで近未来都市。建築中のこの下の場所には植物園が経つ予定拡大ホテルからみた景色は、まるで近未来都市。建築中のこの下の場所には植物園が経つ予定

写真:マリーナベイサンズの中のショッピングモール。ゴンドラがゆらゆら遊覧しています拡大マリーナベイサンズの中のショッピングモール。ゴンドラがゆらゆら遊覧しています

写真:噂のマリーナベイサンズ。3棟のビルの頂上に船のようなものが、スイミングプールと展望台拡大噂のマリーナベイサンズ。3棟のビルの頂上に船のようなものが、スイミングプールと展望台

写真:マリーナベイサンズの夜拡大マリーナベイサンズの夜

 あけまして! シトウレイです、こんにちは。本年もどうぞ「fun!fun!fashion!」、ごひいきよろしくお願いします。さて新年のいの一番は、最近注目されているシンガポール。この国とファッションについて2回にわたってお届けします。

 シンガポールといえば昔から貿易のハブ地域で、人とモノが集まり、流れていく場所。今この国は観光に力を入れていて、様々な開発が進んでます。

 その目玉地域となっているのが「シティー」とよばれるエリア。私が行った時にもどんどん開発が進んでいて、まるで未来都市のような光景が目の前に広がっていました。中でも注目スポットは「マリーナ・ベイ・サンズ」。SMAPが出演していた携帯電話CMの建物といえばピンとくる人も多いはず。空と一体となったような屋上プールがある、あの建物です。

 世界最大の24時間稼働カジノあり、シアターあり、美術館あり、ホテルあり、各国料理を取りそろえたレストランあり、そして途方もないショッピングモールをあわせ持った、大人から子供まで幅広く楽しめる一大アミューズメントスポットです。

 さて観光に付き物なのはやはり「お買いもの」。マリーナ・ベイ・サンズの魅力はこのショッピングモールです。と、と、とにかく広い! 一日で回りきれないほどのボリューム。「どんだけ広いの!」と聞かれたら「どんだけでもさ!」と親指立てて答えます。聞けば7万4千平方メートルとのこと。数字を聞いてもさっぱり想像がつきませんね。世界のラグジュアリーブランドのほぼすべてがこのモール一つで見ることが出来ると言っても過言ではない品ぞろえです。

 もちろんカジュアルブランド、地元シンガポールのブランドも、コスメにバックに、ちょっと可愛い子供服なんかもあるのでラグジュアリーに興味がない人にも楽しめるようになっています。

 さらに、モールの中には川があり、ゴンドラがゆらゆら遊覧しています。「なぜ?」という疑問は隣に置いといて、この「ザッツ・エンターテインメント!」感で思わず財布のひもも緩みます。

 実際シンガポールは常夏の国、モールの外は灼熱の太陽まっさかりなので10分ぐらい外を歩くと汗だくになる。そんな状況下では「お買いもの」マインドも汗と一緒に蒸発しがちです。そういった風土も踏まえ、このモールだけで全て満足できるような充実度を常に完備しています。周辺諸国のアジア圏の人が多くみられ(特に3世代、一家そろっての家族連れ)、オーストラリアや欧米からの観光客もちらほら。

 世界中から有名どころのファッションを集め、観光資源の一つとして活用する仕組みです。ファッションを観光の目玉として挙げているのは、ファッションの都フランスはパリしかり、クラフトマンシップの光るイタリアはミラノ、そして最近は東京でも力を入れているところですが、ほぼすべての国が「自国のファッションの生産力やクリエーション力」をテコ入れして強化し、海外の人たちにアピールするのが王道とみていました。それだけに、このシンガポールのスタイルは、「柔よく剛を制す」的な発想といえます。

 「ファッションだったらここに来たら何でもある」という環境を作りあげるには別に自分(自国)でゼロから全て作り上げる必要はないのだわ、と目からうろこ。「いいものを世界各地から集めました」というセレクトショップのように、ファッションという観光資源を集めるということは、私にとっては初体験でとても新鮮でした。

 次回は、シンガポールの地元の若手ファッション・デザイナーやクリエーターなどの育成事情をお伝えしつつ、「ファッションでシンガポールから海外に出て行こう」という動きについてフォーカスします。

 ではでは今日はこの辺で。お相手はシトウレイでした。チャオ!

プロフィール

シトウレイ(Rei Shito)

石川県加賀市出身。早稲田大学教育学部在学中よりモデルデビュー。

STREET FASHION CULTURE誌「STREET」「FRUiTS」「TUNE」でフォトグラファーとして活躍後、08年より東京のストリートファッションを海外に向けて発信するサイト「STYLE from TOKYO(http://reishito.com/)」を開始。毎日更新で東京の「今」を全世界に向けて届けているパワーブロガー。原宿のファッションアイコン的存在でもある。新聞、雑誌、WEBなどで活躍中。
今夏、初の電子書籍による写真集を出版。iPod/iPhoneにてご覧いただけます。詳細はHPにて。http://www.d21.co.jp/contents/campaign/StylefromTokyo/

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