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シトウレイです、こんにちは!
5月に話題のシンガポール行ってきました。急成長を遂げるこの国で行われたファッション・ウイーク「AFX(アジア・ファッション・エクスチェンジ)」の今を見届けるために!
今回でもって3回目(前回の記事はコチラ)。さてさて今回のAFXは前回よりもパワーアップ、規模も熱気も注目度も、右肩上がりに伸びています。
まずバイヤー、メディアが増加。前回以上に世界各地から人が集まってきています。会場周辺は色んな人種の人たちが入り乱れ、グローバル感が去年以上に感じられます。そしてスポンサー企業が格段にアップしました。カメラのキヤノン、生活雑貨のfranc francなど日本企業も目立ちました。人が集まり、資本が集まる。AFXは今まさにプラス・スパイラルの渦中にいます。
今回はAFXのオフランウェイで見つけた気になる傾向に注目したいと思います。ファッションといえば、一番に気になるのが「トレンド」。トレンドの生まれ方はいくつか方法論があるのですが、まず昔からの「鉄板&王道」は、世界3大コレクションで発表されるトレンド。年2回開催されるファッションウイークで、デザイナーやブランドが「今シーズンはコレで!」といった物やアイテムがササーッと世界各地で広まるわけです。
とはいえ、パリ、ニューヨーク、ミラノなんかではそのままそっくり取り入れられますが、国によってはそれぞれ、トレンドがローカライズがされていきます。シンガポールもトレンドはローカライズされた形で消化されています。
その1。世界的トレンドのヴィヴィッドカラー。
最近、世界的にもカラフルでヴィヴィッドな色合いがトレンドでしたが、シンガポールも例外ではありません。特徴的なのは、シンガポールでは色味の分量が多いということ。アクセサリーや小物で取り入れるポイント使いというよりも、スカートドーン! ドレスでバーン! とメーンアイテムで大きく取り入れているのが特徴です。蛍光カラーもよく見られました。これまたメーンアイテムでドーン! と主張の強いカラフルさ。
とはいえ、そこまで派手にみえないのはシンガポールの気候が熱帯に属し、街並みの色合い自体が鮮やかなことも影響していると感じます。ヴィヴィッドな色合いがなじむ街なので、大胆に色で遊んでもそこまで浮いて見えないのでしょう。鮮やかな色合いに挑戦しやすい街といえます。
もう一つの世界的トレンドのフワフワ軽やか素材のロングスカート。
パリ、ニューヨーク、東京でもよく見かけるアイテムですが、シンガポールの女の子たちも早速取り入れている模様です。そこここで見かけました。
そしてもう一つ特徴的なのは「スリット」。
スカートでさっそうと歩く姿を見ていると、あれ? おや? 歩くたびにチョロチョロっと何やら素足がのぞく。よく見るとスリットがみんな入ってるじゃないですか! しかも深め!
聞けば「シンガポールは熱帯で熱いでしょ、ロングスカートだと熱気がスカートの中にこもっちゃう」とのこと。確かに、高温多湿の熱帯気候にロングスカートは正直厳しい。スカート内にこもる熱気の打開策としてのスリット使いというわけでした。
ロングスカートの変形バージョンでアシンメトリーなスカートもちらほら。後ろはロング、前は短め。ロングスカートのシルエットを保ちながらも涼しさも確保できています。
そうそう、シンガポール男子のおしゃれも進化していました。これまでシンガポールの男の子は両極端に分かれていました。(おしゃれにあまり興味がないのでとりあえず的な)Tシャツ、ポロシャツ、ショートパンツなカジュアルスタイルか、全身モノトーンでモードバリバリテイスト(ブランドネーム重視のおしゃれというのか)だったのが、今回はストリートファッションのおしゃれも見受けられるようになりました。
ちょっととがった、ユニークなストリートスタイルが徐々に広がりを見せています。ファッションを楽しむ際のジャンル、もしくは選択肢が増えているようです。シンガポールの男の子ファッションは、個人的にはのびしろを感じるので引き続き注目したいところです。
世界的トレンドを取り入れつつ、ローカライズされていることがオリジナリティーであり、個性になっていると感じます。ローカライズについてはもっともっと話したいことがたくさんあるのですが、今日はとりあえずバスッと割愛します。
ではでは今日はこの辺で。お相手はシトウレイでした、チャオ!

国内外から注目されるストリートファッションフォトグラファー、ブロガー、シトウレイのスタイリッシュで好奇心旺盛な東京生活をそのままガイドブックに。
ファッションを中心としたお気に入りの東京ブランド、ヴィンテージショップ、カフェ、書店、ヘアサロンなど彼女のフィルターを通して厳選された100軒。 12か月のある日のダイアリーをベースに、その日に出会った魅力的なお店や人々を、彼女の愛情あふれるコメントつきで紹介。ファッションを理解し、レンズを通して常に街と向き合う日々の中に、東京の「今」が見えてきます。
メインエリアは渋谷、原宿、青山界隈、代官山、高円寺など。詳しいマップつき。

石川県加賀市出身。早稲田大学教育学部在学中よりモデルデビュー。
STREET FASHION CULTURE誌「STREET」「FRUiTS」「TUNE」でフォトグラファーとして活躍後、08年より東京のストリートファッションを海外に向けて発信するサイト「STYLE from TOKYO(http://reishito.com/)」を開始。毎日更新で東京の「今」を全世界に向けて届けているパワーブロガー。原宿のファッションアイコン的存在でもある。新聞、雑誌、WEBなどで活躍中。
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