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2012年7月12日14時35分
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「シトウレイのfun! fun! fashion!」

人気急上昇! 「ハズシ」アイテム、帽子がアツい!

シトウレイ

写真:今期のキャップスタイルはつば部分がスクエアなものを選ぶのがポイント。
彼女はSUPREMEのキャップをチョイス。拡大今期のキャップスタイルはつば部分がスクエアなものを選ぶのがポイント。 彼女はSUPREMEのキャップをチョイス。

写真:オーバーサイズのコートにワンピース、厚底のバレエシューズといったガーリースタイルにハズシとしてのキャップをあわせています。拡大オーバーサイズのコートにワンピース、厚底のバレエシューズといったガーリースタイルにハズシとしてのキャップをあわせています。

写真:スタイリスト、デザイナーとしても活躍中の小沢さん。彼も早速キャップを取り入れています。拡大スタイリスト、デザイナーとしても活躍中の小沢さん。彼も早速キャップを取り入れています。

写真:ニットキャップのかぶり方は彼女のように浅めにかぶり、上の方の部分をたゆませてる方法が今シーズンのかぶり方。拡大ニットキャップのかぶり方は彼女のように浅めにかぶり、上の方の部分をたゆませてる方法が今シーズンのかぶり方。

写真:スケートキッズの彼ら。モードを意識したシックなスタイルにキャップ、ニットキャップを合わせています。拡大スケートキッズの彼ら。モードを意識したシックなスタイルにキャップ、ニットキャップを合わせています。

写真:全身をシンプルにカーキにまとめ、ポイントとしてオレンジをニットキャップでとりいれて。拡大全身をシンプルにカーキにまとめ、ポイントとしてオレンジをニットキャップでとりいれて。

写真:デザイナー系ブランドで首から下をまとめつつ、頭部だけはキャップ。ブルーが効いています。拡大デザイナー系ブランドで首から下をまとめつつ、頭部だけはキャップ。ブルーが効いています。

 暑い毎日、日傘必須で毎日街を撮影してます、シトウレイですこんにちは!

今回は東京ストリートにフォーカス、注目すべきはその頭部。

行ってみますかレッツゴー!

 最近ストリートで男女共通でアツい! アイテムがそう、帽子!

灼熱の太陽に負けず劣らずストリートキッズからファッション業界ファッショニスタの方たちまであまねくアツい支持を得ています。

帽子、と一言で言っても色々種類がありますが、今シーズンは「キャップ」とそして「ニットキャップ」がツートップ。

 さて何故急にこの帽子が流行ったのか、という背景には一つ、スケートボードブームの再来が考えられます。今巷にはスケートボードで街を行き来する人達が以前に比べ増えました。加えてスケートボードをもう少し小さくしたサイズの「ちょい乗り」スケートボードも出てきてより身近な存在としてスケートボードが定着しました。

 このスケボー乗りの人達が良く履いている帽子がキャップだったりニット帽だったりもしたわけです。

 ちょっとやんちゃなストリートテイストのこのアイテムが、スケボー乗りではない人達に新鮮に映り、いつもの着こなしの「ハズシ」のアイテムとして取り入れチャレンジしてみよう、という流れになったという訳です。

 またモード・ファッションの世界ではミラノのブランド、ジル・サンダーも今年の春に変形型ニットキャップを出していて(これが大人気&かわいい)、モード業界の「トレンドアイテム」としても取り上げられた、、、そういう背景も重なって今現在の状況に至ったという訳です。

 かぶり方として両方共通して言えるのはこの帽子たちは「ハズシ」アイテムとして使用されている、ということ。キャップや帽子の持つ「ストリート」感をいつものスタイルにそのままプラス、その違和感を「ハズシ」として楽しんじゃおう! ということです。

 例えば首から下はモードスタイル、それにそのままストリート要素を持たせたニットキャップを被る事で「モード+ストリート」、全身白黒のシックなスタイルに帽子を合わせることで「シック+ストリート」、トラッドで首から下をそろえたけれど、キャップを合わせることで「トラッド+ストリート」、など。

 それぞれジャンルの違うファッションアイテムを重ねる「ミックススタイル」、

かつ「ハズシ」として取り入れる技法というのは実はテクニックとして結構上級レベル&少し難しいんです。所謂ファッション上級者であれば取り入れていたテクニックなので中々一般の人がチャレンジするには難しい所がありました。

 が! が! が!

 帽子だったら「かぶるだけ!」首から下はいつも通りのスタイルで、出かける前に頭にポン、で「ミックス&ハズシスタイル」が完成しちゃう。この簡単さもあいまって、昨今の帽子ブームに火がついた、という訳です。

 さてそれぞれの帽子についてよくよく見ていきましょう。

 (1)キャップ

 キャップと言ってもいろいろ種類や形はありますが、今年っぽいキャップのポイントは「つば部分」!

 写真1の彼女のようにくるっとラウンド(湾曲)ではなくスクエア(水平)、ピッシーっとしています。これはスケボーキッズやB系(ビーボーイ)の選ぶ帽子がほぼスクエアなキャップをチョイスしていることから、それをそのまま踏襲して、ということになります。特に最近はSUPREMEのキャップをチョイスしている人が多いのも注目。

 (2)ニットキャップ

 これは男女ともどもカラフルな色をチョイスするのが一般的です。首から下をシンプルにして、帽子だけ蛍光、オレンジ、赤に青、、、などカラフルにしてポイントにする方法が一般的。

 ここで注意すべきはかぶり方。そのままぎゅーっと被ってしまうと「この暑いのに防寒か?!」と思わてしまうおそれあり、ポイントはズバリ「やや浅め」。ニットキャップの形は写真4の彼女のように先の方が哺乳瓶の先みたいに湾曲している風に被るのがポイントです。これでググーンと今年っぽさが感じられます。

 (1)、(2)どちらも選ぶ際、そして被る際には形に注目して選んでみてみて下さいね。どちらも些細な違いだけど、その些細さが何よりマストな重要ポイント。

 熱中症対策にも、最近同じような格好ばっかりしているなー、な貴方のお洒落のカンフル剤に、帽子はきっと新鮮かつ有効に働くはず!

 今年の夏、試してみるみる?

 お相手はシトウレイでした、チャオーーー!

新刊紹介

日々是東京百景[著]シトウレイ(Rei Shito)

 国内外から注目されるストリートファッションフォトグラファー、ブロガー、シトウレイのスタイリッシュで好奇心旺盛な東京生活をそのままガイドブックに。
 ファッションを中心としたお気に入りの東京ブランド、ヴィンテージショップ、カフェ、書店、ヘアサロンなど彼女のフィルターを通して厳選された100軒。 12か月のある日のダイアリーをベースに、その日に出会った魅力的なお店や人々を、彼女の愛情あふれるコメントつきで紹介。ファッションを理解し、レンズを通して常に街と向き合う日々の中に、東京の「今」が見えてきます。 メインエリアは渋谷、原宿、青山界隈、代官山、高円寺など。詳しいマップつき。

プロフィール

シトウレイ(Rei Shito)

石川県加賀市出身。早稲田大学教育学部在学中よりモデルデビュー。

STREET FASHION CULTURE誌「STREET」「FRUiTS」「TUNE」でフォトグラファーとして活躍後、08年より東京のストリートファッションを海外に向けて発信するサイト「STYLE from TOKYO(http://reishito.com/)」を開始。毎日更新で東京の「今」を全世界に向けて届けているパワーブロガー。原宿のファッションアイコン的存在でもある。新聞、雑誌、WEBなどで活躍中。
今夏、初の電子書籍による写真集を出版。iPod/iPhoneにてご覧いただけます。詳細はHPにて。http://www.d21.co.jp/contents/campaign/StylefromTokyo/

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