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気高さを宿し、深い愛を湛えるパープル

2009年5月6日

デザイナーズアレンジメント「ヴィオレリュクス」
（このアレンジメントの詳細はこちら）

　春から夏への季節の変わり目ですが、５月は一年でも過ごしやすい気持ちよい日が続きますね。そんな今月のお祝い事に是非贈ってほしいのがパープルからピンクへの高貴な印象を持たせたデザイナーズアレンジメント「ヴィオレリュクス」です。

　気高さを宿し、深い愛を湛えるパープルのバラ「クールウォーター」を中心に、鮮やかな紫のアルストロメリアと華やかに咲く八重のトルコキキョウのやさしいピンクが優美さを表現。すらりとした枝垂れ柄の花器に同系色の花々を盛り込み、グリーンのネックレスでアクセントをつけるデザインで決めています。グリーンが躍動をそえて、白いドレスをまとった貴婦人のような佇まいです。それぞれに素敵な人生を送る女性たちに、それぞれの想いをこめて贈りたいアレンジメントです。

今週の花は「ジュエルローズ」: 　ピンク色のバラに、クリスタルの粒を散りばめて。パールをイメージしたプリザーブドフラワーは、まるでジュエリーのようで、ため息の出る美しさ。真っ白な貝がらにそっとたたずむピンクパールのような印象です。1輪のバラの外側に、1枚1枚丁寧に花びらを重ね合わせた「ビクトリアンローズ」を使用し、ほのかなバラの香りをつけました。

プロフィール

デザイナー　渡邊昭彦（AKIHIKO WATANABE）: 日比谷花壇にてさまざまなシーンを彩るフラワーギフトのデザインを統括。花本来の美しさを引き出す確かな技術とセンスには定評があり、新素材を積極的に取入れた新しいスタイルの商品づくりで、日比谷花壇に次々と新しい風を送り込んできた。; また、迎賓館をはじめ国際的なイベントの会場装花ディスプレイでも数多い実績をもつ。多彩なイメージを花で表現するテクニックに優れ、音楽業界など各界のコラボレーションにて大きな賞賛を得る。