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ハンティング・ワールドの「自然との共生」という考え方

次世代へ豊かな生態系を守り、地球の命をつなぐために
誰もが意識しなければならないこと

2009年10月1日

写真拡大本来、あまり目にすることがない野生のゾウ。棲息地を追われたため、確認できることが増えている。

写真拡大人々の暮らしをささえるアブラヤシだが、その農園の拡大は動物の生息環境への脅威でもある

写真拡大グッズを通じて環境保護活動を支援するハンティング・ワールド。写真のチャリティーバッグは1万7850円(46×35×15センチ)

 熱帯雨林気候に属し多様な生物が生きる島、ボルネオ。そのボルネオの豊かな自然がいま危機に瀕している。

 アブラヤシのプランテーションの開発が急速に拡大し、自然環境と人間の生活環境の調和が崩れ、そこに住む野生生物の絶滅が危惧されているのだ。

 特に、北東部を流れるキナバタンガン川流域の野生生物保護区や保存林は、プランテーションの拡大により地理的に分断され孤立しつつある。川沿いの広い範囲を棲息地としている野生動物たちは居場所を失い、プランテーションを荒らしたり、人間の居住地に迷い込んで罠にかかったりして傷ついている。

 この現状に対して保全活動を行っているのがボルネオ保全トラスト(BCT)だ。BCTは、アブラヤシプランテーションの拡大で熱帯林が伐採され、棲息地を追われた野生生物が自由に移動できるように、分断された保護区を繋ぐ「緑の回廊計画」を進めている。

    ◇   ◇

 人々の暮らしを豊かにするアブラヤシのプランテーションと野生動物の棲息地である森のバランスをとり、その両方が生かされることを目指すこの活動を支援しているのが、ハンティング・ワールドだ。

 ハンティング・ワールドの創設者であり、世界的探検家でもある同社創設者のロバート・M・リー(通称ボブ・リー)は、若き日のアフリカ探検で密猟者により多くの大型動物が殺されている事実を目の当たりにした。彼は罠を取り払い、密猟者をガイドとして雇うことで彼らの生活の糧も確保した。彼の掲げた「自然と人間の共生」という精神は、先述のボルネオ保全トラスト(BCT)の「ボルネオ緑の回廊計画」支援という形で現在も受け継がれている。

ハンティング・ワールドは、ボルネオの現状を広く認知させるイベントを開催したり、チャリティーグッズを企画・販売し、グッズの売り上げの1%をBCTの活動支援に役立てている。一人ひとりのグッズ購入は、ボルネオの分断された森を繋ぎ、豊かな自然を取り戻す力に繋がっているのだ。

【写真特集はこちら】
【ハンティング・ワールドのウェブサイト】
【ハンティング・ワールド・オンラインブティック】

Collection

創設者ロバート・M・リーの冒険への想いと野生動物の環境保護に対する情熱から生まれた「ハンティング・ワールド」。彼は、アフリカ探検や中国パミール高原などでの冒険を通して機能性とデザインに優れたバッグなど多くの傑作を生み出した。道具としての構造をもちながらもデザインの美しさも備えた製品には、彼のスピリット「LIVE THE ADVENTURE」の精神がこめられている。

写真

MONUMENT

金字塔を意味するフルレザー使いのコレクション。
「仔象のロゴマーク」が大きく型押しされたレザーの表面は、抑えた光沢感とソフトな手触りで素材の持ち味を全面に表現している。

写真

ARDHI

ブランドスピリットを表現する新しいモノグラムコレクション。
ジャカードの艶やかな表面感とヌメ革トリムが優美さを表現し、タウンで楽しくスタイリングできるレディスコレクション。

写真

TRAIL

フランス・パリ在住の女性カメラマンが撮影したボツワナの象の群れが草原を移動している写真を、先端技術で、そのままジャカード織りで表現したコレクション。

写真

SONORA

アリゾナ州からメキシコにわたって広がる砂漠の名前からネーミング。
キャンバス地のエクリュ色が砂漠の土地の広がりのようなナチュラル感を醸している。レザーの明るいナチュラルベージュとのコントラストが優美。

写真

BATTUE ORIGIN SPECIAL

創設者ボブ・リーの理念を象徴するこのコレクションにアウトドアなライフスタイルを満喫するには欠かせないトートバッグとウエストバッグが新たにライアンアップ。
「バチュー・クロス」のグリーンとヌメ革のカラーコントラストがシンプルで完成度の高さが際立つデザイン。

写真

EL MIRAGE

プールアップされたソフトレザーの表情を個性的なフォルムで仕上げ、使い古した味を表現。
フラップ留めに使われた水牛角トグル&レザーとトリムレザーでバッグを取り囲むようにデザインされたショルダーストラップの仕様が個性を際立たせ、ネイティブな感覚を出している。

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