現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. ファッション&スタイル
  4. 話題
  5. 記事

せめて自宅で自分エステ、美顔器市場好調

2009年5月6日19時8分

写真:美容家電が並ぶ売り場=大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田美容家電が並ぶ売り場=大阪市北区のヨドバシカメラマルチメディア梅田

 「自宅で気軽にエステができたらどんなにいいか」。家電全体の販売が伸び悩むなか、そんな消費者心理をくみ取った、女性向けの美容家電が好調だ。各メーカーが新商品を続々投入している。

 「寝ながらエステ」をうたうのが、パナソニックの「ナイトスチーマー ナノケア」。ベッド脇に置いて使うスチーム式美顔器だ。弱酸性のイオンが肌の油分と混ざって肌の表面を覆い、保湿する。髪のつやを増す効果もあるという。

 店頭想定価格は約2万5千円。当初見込みの2.4倍の約12万台が売れた。

 日立リビングサプライは昨年7月、美顔器に本格参入した。毛穴の汚れを落とす「フェイスクリエ」(店頭実勢価格は7980円)が第一弾。家庭にある化粧用コットンと化粧水で手軽に使える。

 上部の丸い導電ゴムをコットンで覆って化粧水を染みこませ、肌にあてて滑らせる。器具を握ると弱い電流が発生。肌の内側に隠れた古い角質や汚れが引き出されるという。

 美容健康機器メーカーのヤーマン(東京都)は肌につややはりを与えるスチームや超音波などを使った数十種類の製品をそろえる。08年4月期の売上高は前期比67%増の137億円に上った。

 美容エステは女性にとってぜひ通いたいところではあるが、お金がかかるので二の足を踏みたくもなる。そこに目をつけたのが、各社の美容攻勢だ。

 たとえばパナソニック。90年にスチーム式美顔器を投入後、同社が市場を先導してきた。最近は「(不況で)外出を控える傾向も、購入を後押ししている」(広報担当の岡田幸子さん)。09年度の販売目標は前年度比25%増の50万台。

 矢野経済研究所の推計では、エステサロン市場は08年度が前年度比0.3%増の3984億円。09年度以降も「横ばい、微増傾向で推移する」という。一方の家庭用のエステ機器では、富士経済が08年の市場規模を前年比4.7%増の400億円と予測している。(溝呂木佐季)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内