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ファッションの秋、ブランドは「ちょいエコ」がトレンド

2007年09月29日

 「身の丈に合った」「シリアス過ぎない」。そんな「ちょいエコ」なメッセージがこの秋、ファッション・ブランドから続々発信されている。

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アンテプリマのワイヤーバッグ

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リツコシラハマの京都議定書をモチーフにしたデザイン

 キラキラ輝くワイヤーバッグが人気の「アンテプリマ」は10月中旬から、顧客がこのバッグを破棄したい場合に各店舗や本社で回収を受け付け、契約した産廃業者を通じて焼却処理を行うと決めた。有害物質を出さない特殊処理をするという。

 ワイヤーバッグは来年が発売開始から10年で、総販売数は26万個。そろそろ処分をと考える顧客へのサービスの一環だ。着払いの郵送でも受け付ける。回収の際には愛用に感謝する礼状を渡すという。

 「バッグの素材の塩化ビニルは最近、環境面から使用を避ける傾向があるが、ファッションには欠かせない。我々の主力商品であり、身の丈に合う環境配慮が出来ないかと考えた」と森下光章社長。

 今月始めまで開かれていた東京コレクションでも、「リツコ・シラハマ」は、地球温暖化防止策をまとめた「京都議定書」をデザインの中心に据えた。議定書の中の文章を6カ国語で記したプリント地を作成。白や黄緑などを基調に、ウインドブレーカーやオールインワンなどのアイテムに仕立てた。来場者には、子どもたちが描いた自然の絵をあしらったチャリティー・エコバッグも配布した。

 デザイナーの白浜利司子は昨年、ケニアの保護区に旅して以来、自然のかけがえのなさを実感した。「専門家でもない自分に何ができるか悩みました。ファッションだけに、シリアス過ぎてもいけない。テーマを『環境』でなく『ラブ・プラネット』とし、商品をお客様の手に届けることでバトンを渡したかった」

 「コズミックワンダーライトソース」は、実際に07年春夏コレクションの作品で使った生地の切れ端で作った布バッグを発売する。よく見ると底に「NO WASTE」のスタンプが押されている。新宿タカシマヤで26日から限定発売される。

 ファッションの秋を満喫しつつ少し環境も意識できる、そんなさじ加減がトレンドなのかも。

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