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ティファニー展、128カラットのダイヤも

2007年11月07日

 創業170周年を迎えたティファニーの歴史をたどる展覧会、「世界を魅了したティファニー1837―2007 The Jewels of TIFFANY」が12月16日まで、東京都庭園美術館(東京都港区)で開かれている。それぞれの時代を象徴するモチーフや素材の移り変わりが一目で分かるイベントだ。〈写真特集〉はこちら(アサヒ・コム編集部)

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ブローチ「バード・オン・ア・ロック」 シュランバーゼーのデザイン画を元に1995年制作 〔ティファニー・アンド・カンパニー・アーカイブ蔵〕 【Photo:TIFFANY&CO.】

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「ティファニーで朝食を」の広報宣伝のため、オードリーの胸元を飾った

 ティファニーは1837年、創立者チャールズ・ルイス・ティファニーにより贈答品や高級雑貨を扱う店としてニューヨークで誕生した。デザイナーとしても活躍した息子のルイス・コンフォート・ティファニーの時代には、アール・ヌーヴォーや東洋美術の影響を受けものも多い。

 今回展示されているのは、ティファニー・アンド・カンパニー・アーカイブの所蔵品が中心。ティファニーの歴史が約200点のジュエリーと共に紹介される。

 とりわけ目を引くのが「ティファニー・ダイヤモンド」の名で知られる「バード・オン・ア・ロック」。約128カラットのファンシー・イエロー・ダイヤモンドが使われている。オードリー・ヘップバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」のPRのため、オードリーの胸元を飾ったことでも有名だ。

 パラソルのつえや小物入れ、懐中時計など当時のおしゃれな男女にとって欠かせなかった装身具も見逃せない。中でもゴールド、プラチナ、サファイアで作られたボンボニエール(お菓子入れ)は、その優れた造形から1889年のパリ万国博覧会での同社のゴールドメダル受賞に大きく貢献した。

 自然界からインスピレーションを得た作品も多い。写実的な花や昆虫のブローチなどは、自然の中に置かれたかのように展示されている。

 このイベントはロンドン展を皮切りに、世界各国で順次開催される予定。日本では東京都庭園美術館だけの開催だ。

 開催時間は午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)。休館日は第2・第4水曜日。入場料は一般1200円、大学生(専修・各種学校含む)960円、小・中・高校生および65歳以上600円。

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