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とっておきのクリスマスギフト 津森千里さん

2007年12月12日

――ファッションデザイナーに聞く
 師走の声と共に、街にクリスマスムードがあふれだした。仕事のお付き合いで、あるいはプライベートで、誰かに贈るプレゼントに頭を悩ませる人も多いのでは。ファッションデザイナーは「贈り物上手」といわれる。今年のギフト計画や、贈り物をめぐる思い出話を聞いた。

写真

カーペットを手にする津森千里さん=東京都港区で、高山顕治撮影

■自分にカーペット

 津森千里さんは、クリスマスはいつも自分のためだけにプレゼントを買う。夫と子供の誕生日は12月。「誕生祝いを贈って、クリスマスはごまかしちゃう。自分には、今年もよくやったね、来年も頑張りましょうというご褒美と励まし」と笑う。

 今年は、ドバイに出来る「ツモリチサト」のフランチャイズ店の監修に行った帰りに、シリアで手織りのカーペットをみつけた。津森さんの作風にも通じる素朴なエスニック風の動物柄。「シルク製で、こんなに大きくて2万円弱。敷物を組み合わせて床を飾るのが好きだから」

 東京コレクションからパリ・コレクションに発表の場を移して4年目。人気や認知度は年々上昇中だ。以前は、どこか変わっているものをカワイイと感じる自身の感覚は、日本でしか通じないと思っていた。「でも、実は世界中にカワイイもの好きがいたことがわかってうれしい」と語る。

 今回の旅で初めて、西洋と東洋の文化が交じり合う流れがわかった気がしたという。「人間は行けるところへはどこにでも行っちゃうんですね。それなら私がパリに出ていってもいいんだと納得できた」。中東で買ったカーペットには、そんなことの確認の意味もあるのだという。

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