現在位置:asahi.com>ファッション&スタイル>話題> 記事 細さ競う「世界最高級の羊毛」 豪のブリーダーに栄冠2008年04月28日 「世界最高級の羊毛」をたたえる催しが16日、東京であった。高級カシミヤやウールで知られるイタリアのロロピアーナ社が主催し、豪州とニュージーランドの優れた羊毛生産者を対象に毎年実施。9回目の今回、授賞式の場所に東京を選んだ。
参加者は一定基準を満たす羊毛1ベール(約100キロ)を提出し、その細さで品質を競う。細いほど軽量で暖かい生地ができるからだ。選考には両国の生産者団体の代表らがあたる。 07年産の羊毛が出品された今回は、11.7マイクロメートル(1マイクロメートルは千分の1ミリ)を記録した豪州のブリーダー夫妻2組が受賞。同社のピエールルイジ・ロロピアーナ会長が「ワールド・ウール・レコード・チャレンジ・カップ」を贈った=写真上。 「賞を創設したのは世界最高級の羊毛を調達するため。生産者に品質向上の努力を促し、ウール業界全体にも貢献している」と、ロロピアーナ会長。「80年代に最高級とされた羊毛は約17マイクロメートル。第1回(99年産)の受賞作でも13.1マイクロメートルだった。まだ品質向上を期待できる」 豪州とニュージーランドで生産する羊毛は年間約500万ベール。そこから選ばれた受賞作1ベールがスーツ50着分の生地になる=同下。同社のスーツは、12マイクロメートル未満の生地の場合、1着260万円(仕立て代込み)という。(西岡一正) 注目アイテムPick UP - ゆとりのあるライフスタイル asahi.com SHOPPING
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