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哲学は「質、デザイン、履き心地」 エコーCEO

2009年5月12日10時45分

写真:ディータ・カプチャー=50年、ドイツ生まれ。04年から現職。拡大ディータ・カプチャー=50年、ドイツ生まれ。04年から現職。

 デンマークの靴メーカー、エコー。3月、日本の既存店にはなかったコンセプトストアを東京・北青山に開店し、来日した。

    ◇

 東京はファッションにおいて一つのカギとなる都市です。青山Ao店は、装飾をスカンディナビアデザインで統一し、ライティングなどにもこだわった店。通常の商品のほか、ヘビや魚の革を使用したプレミアムコレクションも販売しています。

 私はドイツの小さな靴の町で生まれたため、15歳から当たり前のように靴工場で働きはじめました。20歳でチーフデザイナーになり、最初に手掛けたのは女性のハイヒール。靴ビジネスにかかわって40年近くになります。

 靴づくりで大切なことはまず履き心地です。靴が足にフィットしているかどうか。履き心地の良い靴は優れた木型づくりからはじまります。デザインは重要ですが、どんなに素晴らしいデザインでも履いていて痛くなるようでは良い靴とは言えません。

 良い靴を作るためのデザインを考えることも必要なのです。また、長い目で見て、質の悪い靴は生き残れない。そこに存在価値はありません。「質、デザイン、履き心地」。これこそ私たちの靴づくりの哲学なのです。(ライター・坂口さゆり)

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