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東京・青山に新ブティック ドリス・ヴァン・ノッテン

2009年5月26日11時16分

 アントワープ派と呼ばれるベルギーのデザイナーのリーダー的な存在。着心地の良さや手の込んだ作風が人気で、独立資本ながら世界に400以上の販売拠点を持つ。東京・青山の新ブティック開店を機に来日した。

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 過去と未来、ベルギーと日本。異なる要素の組み合わせが、新しい店のコンセプトです。壁にかけた17世紀の画家エラルート・デ・ライレッセ作の絵は、色彩や明暗がベルギーあたりの雰囲気そのもの。日本らしさは、木とコンクリートの組み合わせや、写真家・蜷川実花さんら日本の現代アーティストの作品を飾って表しました。

 日本の施工技術で、天井近くまでの大きな鏡を設置できた。あの鏡は、モノやコトを違う角度から眺めると別な表情が見えるのでは、というメッセージ。いま、不況を背景に、多くの人々が立ち止まって自問している。そんな時に鏡が一役買うのでは。先日パリで発表した今年秋冬のショーでも舞台に鏡を置いて、見方によってはきれいに見えるかどうかがわからない、微妙な配色の服を並べました。

 感じるままに純粋に、着る人のためを思って、心で服を作りたい。後ろ盾なしの独立経営を続けるのもそのためなのです。(編集委員・高橋牧子)

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 58年、アントワープの3代続くテーラーの家に生まれる。86年にデビュー

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