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ボールウォッチのブライアン・ビニー シンプルが一番

2009年11月10日10時47分

写真:ブライアン・ビニー 53年4月、米インディアナ州生まれ。21年間米国海軍のパイロットを勤めた=郭允撮影拡大ブライアン・ビニー 53年4月、米インディアナ州生まれ。21年間米国海軍のパイロットを勤めた=郭允撮影

 民間初の宇宙飛行を成功させた操縦士として注目され、アンバサダー(ブランドの広報大使)に就任。新製品発表に合わせて9月下旬に来日した。

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 ボールウォッチは1891年創業、鉄道時計からスタートしました。米国の開拓史の中で鉄道はとても重要な役割を果たしました。宇宙という新しいフロンティアを目指す私にとって、彼らの伝統はまさにぴったりでした。

 腕時計は見やすく、つけやすく、多機能でなくシンプルが望ましい。中でも大事なのは視認性、見やすいことです。例えば、宇宙船で大気圏を出るといきなり暗くなりますが、ここの時計は蓄光や電池が不要で、10年以上発光するマイクロ・ガスライトを文字盤や針などに使っています。そのため、暗闇でも簡単に見えます。一部で採用されているアイスブルーの色は私との協業で生まれました。

 宇宙船を飛ばす時に腕時計を見る暇はありません。でも、宇宙空間では地上へ戻るまでの時間を確認します。無重力と宇宙からの素晴らしい景色を経験したら「2度と宇宙へ行きたくない」という人はいません。私たちが行っている弾道飛行では宇宙旅行は今は4、5分が限界です。時計を見ながら、重力の法則に従って地球へ戻されていることをとても残念に思うんですよ。(ライター・坂口さゆり)

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