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パリ・コレまわりのおしゃれさん アウターに3つの傾向 シトウレイ

2010年3月19日8時31分

写真:ヤンキーの学ラン?!的な襟の高さ!と肩をガツーン!と強調したジャケット。ファッションと自分自身のあり方っていうのは、互いにリフレクトしあうもの。拡大ヤンキーの学ラン?!的な襟の高さ!と肩をガツーン!と強調したジャケット。ファッションと自分自身のあり方っていうのは、互いにリフレクトしあうもの。

写真:全身オールブラックの彼。中性的な魅力を引き立たせるのは、このふさふさつきのベレー帽。
拡大全身オールブラックの彼。中性的な魅力を引き立たせるのは、このふさふさつきのベレー帽。

写真:良家の子女的でありながら、シルエットがなんだかヒッピーっぽい所もあって。こういうスタイル大好き!拡大良家の子女的でありながら、シルエットがなんだかヒッピーっぽい所もあって。こういうスタイル大好き!

写真:おそろいのボリュームたっぷりの毛皮のコートがカワイイ二人。ボトムスはあえてシンプルにまとめて。
拡大おそろいのボリュームたっぷりの毛皮のコートがカワイイ二人。ボトムスはあえてシンプルにまとめて。

写真:街角で偶然みかけて、撮らせてもらった一枚。ヴィヴィッドな色合いは着る人をとても選ぶ。
拡大街角で偶然みかけて、撮らせてもらった一枚。ヴィヴィッドな色合いは着る人をとても選ぶ。

写真:ファッションは自分を演出する手段。インパクトアフロ。
拡大ファッションは自分を演出する手段。インパクトアフロ。

写真:つんつるてんの丸あたま、そしてスリーピースにワイドパンツ!最高です!拡大つんつるてんの丸あたま、そしてスリーピースにワイドパンツ!最高です!

 パリ・ファッションウィーク。世界中至る所に「ファッションウィーク」はありますが、何をおいても、外してはならないのがこのパリ。その中心行事がコレクション、略してパリ・コレ。世界中のあらゆる所からファッショニスタにエディター、ライター、スタイリストに豪華セレブ陣……。要するに「そのスジのプロ!」が集まるファッショニスタの祭典なワケです! 行われているショーそのものは、大小まぜて80近く。技巧を凝らし、アイデアを尽くしたショーはどれも見応え抜群です。

 さて! ショーはもちろんのこと、コレクションでのもう一つのお楽しみはズバリ、プロ!な方々の着こなし。最新トレンドファッションから、追随不可能な独創性ほとばしるスタイルまで、今回はストリートファッション・フォトグラファーのシトウレイが選んだ「パリコレまわりのおしゃれさん〜the other side of Paris Fashion Week〜」を、他にさきがけてお送りします。

 パリコレ自体は3月2日から10日まで、ほぼ一週間パリのいろんな場所で行われます。メーン会場はルーブル美術館、そしてとなりのチュイルリー公園、今回はありませんでしたが、エッフェル塔のたもとで…なんてものもありました。

 各会場の行き来といえばシャトルバス。コレクション協会側が用意したバスにのって移動をするんですね。「はとバス」でパリ観光をしているような、一瞬そんなのんびりした気持ちになってしまいます。ちなみにこのシャトルバスのスタッフのお兄さんは全員イケメンだ、ということは業界関係者では有名な話!

 閑話休題、コレクションまわりのトレンド速報いってみましょう! 今回のパリは例年に比べて寒さが厳しく、装いもいつも以上に重装備。今季のアウタートレンドは大きくわけて三つです!

 その1は、ずばり「ファー!」。毛皮を着ているムッシュやマダムを多く見かけました。色味でいえば、トラ柄あたりが人気です。毛皮、暖かいのはうれしいのだけど、どうしても気になるのは、このリッチ度ほとばしりなボリューム感。上半身のボリュームがおのずから大きくなるだけあって、自然ボトムスはスリム傾向になっていることにもペイ・アテンション! 

 そしてその2は「ベージュのコート」。これがはやっている理由は、前シーズンからフィービー・ファイロのデザイナー就任で大きく変わったCELINE。ここが発端です。ファッション関係者に支持されたようで、見事にこの世界観のスタイルが多かった! その代表的な色味としてのベージュ。これをコートで早速フォロー!

 そして最後は「ポンチョ、もしくはケープの進化系」。「ケープってかわいいんだけど、実際ちょっとバックとか持ちにくいのよねぇ……」。そんなお声に見事答えた進化系ケープに、二の足踏んでたマダムが一歩踏み出しました! 見た目はケープ、でも普通のコートさながら袖がついてて使い勝手良し。見た目と実用があいまったこのタイプを今季はよく見かけました。

 さて、モチーフも少しみてみましょうか。スタッズやマリンは今季はあまり見かけなくなり、ここ数シーズンのトレンドだった80’sムードはやや下火になりかけている模様! かろうじて肩や襟元のシルエットでは残っていますが、「まんまエイティーズ」という人はほぼいなくなっていました。

 ここしばらく続いた80sモードの次なるものは?気になる人も多いでしょう。キーワードはズバリ「ミニマリズム」。「パワフルでエッジー!レッツ装飾!」、車で言えばデコトラ系な感じから、「シンプルで洗練、シャープかつ自然体なスタイル」、車で言えばプリウスあたりにハンドルチェンジ!

    ◇

 ところで、来月からこの「asahi.com」ファッション・ページにて、私シトウレイのコラム「fun! fun! fashion!」が始まります。コレクションまわりのトレンド、街で見かけたおシャレな人々をウオッチします。お楽しみに!チャオ!。(ブログは「STYLE from TOKYO」)

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