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アルビーノ・ダマート 静かな海岸イメージしたメンズ服

2010年8月2日11時5分

写真:アルビーノ・ダマート 74年ローマ生まれ。05年に本格デビュー拡大アルビーノ・ダマート 74年ローマ生まれ。05年に本格デビュー

写真:アルビーノ・メンズの11年春夏コレクションより。拡大アルビーノ・メンズの11年春夏コレクションより。

写真:アルビーノ・メンズの11年春夏コレクションより。撮影は大原広和氏拡大アルビーノ・メンズの11年春夏コレクションより。撮影は大原広和氏

 ドレッシーな婦人服で知られる。2011年春夏で初のメンズコレクションを6月にミラノで発表。ショーの翌日、テーマなどについて聞いた。

    ◇

 日常的に街で着られる、スポーティーなメンズの服を作りたいと、数年前から考えていたんだ。フォルムを考え抜き、ぜいたくな素材を使って自分の創造性を最大限に表現するのが婦人服とすれば、紳士服ではデザインに凝りすぎないで、形よりもディテールやテキスタイルで勝負してみたかった。

 今回のテーマはバカンス。あまり日差しが強くないノルマンディーあたりの、夏でも静かな海岸をイメージした。海に浮かぶ雲や近くの森の淡い色を使い、フランスのインテリアの柄をヒントにボヘミアンな味も加えた。ジャケットの中につけたベルトは1940年代の紳士服にあったもの。より体にフィットさせるための仕掛けだ。

 「恋は甘美な花。だがその花を摘むには断崖(だんがい)絶壁まで行く勇気がいる」。プレスリリースの冒頭に引いたスタンダールの言葉はテーマとは関係ない。こんな厳しい時代に、僕らのような小さなブランドがあえて新たにメンズに挑戦する覚悟を示したかったんだ。

 20代から50代まで、対象は幅広く考えている。ただ、筋骨隆々のビーチボーイより、肩の力が抜けた物静かな男子、クラブで夜遊びするよりも、浜辺に寝ころんで本を読むのが好きな人に着てほしいね。(菅野俊秀)

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