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年代もののアロハ展 玉川高島屋

2010年8月17日10時34分

写真:「ゴー・フォー・ブローク」と呼ばれるアロハシャツ拡大「ゴー・フォー・ブローク」と呼ばれるアロハシャツ

写真:「ワン・プカ・プカ」と呼ばれるアロハシャツ拡大「ワン・プカ・プカ」と呼ばれるアロハシャツ

 ビンテージのアロハシャツ約200枚を通してハワイの文化を紹介する展覧会「ランド・オブ・アロハ展」(朝日新聞社ほか主催)が、東京・世田谷の玉川高島屋S・Cアレーナホールで開かれている。

 南国の風物の柄が多い中、第2次大戦の戦場が描かれた珍しいシャツもある。米国の兵士として戦った日系移民らが戦後、記念に作った。アロハシャツのルーツは日系移民の和服という説もあり、和風の柄のシャツも目立つ。

 同展に所蔵品を提供しているコレクターの小林亨一さん(51)によると、戦場が描かれたシャツは、帰還後の1952年ごろに仲間とそろいで作ったらしい。ハワイで徴兵された日系人は、ミッドウェー海戦が近づくと、日本兵と誤認される恐れがあるとして米本土へ移され、欧州戦線に参加したという。

 「ゴー・フォー・ブローク(当たって砕けろ)」という部隊のスローガンが書かれた1枚がある(写真上)。戦場の光景を矢印で結んで戦歴を表し、ヘルメットをかぶって発砲する兵士や戦車の絵が添えてある。「ワン・プカ・プカ」と書かれた1枚(写真下)にも兵士の姿が。ハワイの言葉で100を意味し、第100歩兵大隊の愛称だ。

 小林さんは「柄に様々な意味がこめられているのがアロハシャツのおもしろさ。実用性を第一に求める普通の服とは違う魅力です」と話した。

 22日まで、一般700円。詳細はhttp://www.asahi.com/event/aloha/で。(安部美香子)

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