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ガレ、ラリックが一堂に 時代の美を反映する香水瓶展

2011年7月22日15時18分

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写真:エミール・ガレ「アドマイザー付き花文様香水瓶」(左)拡大エミール・ガレ「アドマイザー付き花文様香水瓶」(左)

写真:テーマ別に約100点を展示拡大テーマ別に約100点を展示

写真:「オリジナル香水作り講座」では、様々な調香を調合する拡大「オリジナル香水作り講座」では、様々な調香を調合する

 形のないファッションとして、また見えない身だしなみアイテムとして発達してきた香水の魅力と歴史を、装飾性の高いガラス瓶からたどる「香りをイメージする香水瓶展」が、東京・銀座のポーラ・ミュージアム・アネックスで開かれている。アール・ヌーボー期から1940年代までの約100点を展示。それぞれが各時代の美意識を反映していて興味深い。8月には「オリジナル香水作り講座」も予定されている。9月11日まで。(アサヒ・コム編集部)

 香水の歴史は4000年以上もさかのぼるというが、一般化してきたのは近代。アール・ヌーボー華やかなりし20世紀初頭は、植物文様などの曲線的なドレスに合わせて花々のブーケの香りが流行。1910年代にはオリエンタル志向に合わせ中近東や東南アジアのスパイスなどをアレンジしたエキゾチックな香りが好まれた。

 20年代には香りの大衆化に合わせて合成香料が台頭。ツイードやジャージーなど新素材をまとう新しい女性像に合わせ、香りも「シャネルの5番」に代表されるようなインパクトのあるものに。そして復古調が台頭してきた40年代にかけては、ブーケとオリエンタルを合わせたフロリエンタルが中心となった。

 今回展示された各瓶は、これらの時代背景を踏まえながら、「植物」「動物」「女性美の表現」など、テーマ別に並べられている。エミール・ガレの10年代の作品はきらびやかでエキゾチズムを感じさせる。ラリックの20年代の作品はバリエーション豊富に集められており、ボリューム感あるデザインが印象的。これらの瓶はすべてポーラの収蔵品というから驚く。

 8月6日と26日に予定する香水作り講座では、涼やかなレモンの香りをベースに個人で調合したオリジナル香水を作成する。申し込みは往復はがきで。問い合わせは03・3563・5501。

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