2011年7月27日17時44分
ロンドン五輪開幕1年前となる27日、東京の英国大使公邸で記念イベントが開催され、開幕までのカウントダウンクロックがお披露目された。卓球の全日本女子シングルスで優勝した石川佳純選手と、長野、アテネのパラリンピック金メダリストの土田和歌子選手も登場して、ロンドンに賭ける情熱を語り、日本オリンピック委員会理事で体操金メダリストの塚原光男氏は「ロンドンでは、金メダル2桁獲得」を高らかに宣言した。(アサヒ・コム編集部)
ロンドン五輪パークをゆく 「貧困地域」再生の街づくり 【写真で見る】ロンドン五輪2012 建設進むオリンピックパーク時差の関係で、東京の大使館が世界で最初の一年前イベントとなることなどから、「Be 1st in London」とテーマが掲げられたこの日。公式タイムキーパーのオメガ製作のカウントダウンクロックが、両選手の除幕によって姿を現した。ロンドンのトラファルガー広場に、開幕500日前を記念して設置された高さ6.5メートルのカウントダウンクロックの約12分の1の大きさだ。世界の英国在外公館約40カ所で同じ時計が大会までの時を刻む。
デーヴィッド・フィトン駐日英国臨時代理大使は「近代スポーツの多くがイギリスで始まっています。そんなロンドンで3回目となる今大会。施設の80%が予定通り、予算内で完成しています。楽しみにしていてください」と日本語であいさつ。続いてボリス・ジョンソン市長やロンドン・オリンピック・パラリンピック組織委員会のセバスチャン・コー会長らがビデオで登場、「環境と持続可能性」をメーンに据えたクリーンな五輪をアピールした。
月面宙返りを編み出し、メキシコシティー、ミュンヘン、モントリオール五輪で金メダルを獲得、アテネ五輪・体操で金を獲得した息子の直也選手と親子二代の金メダリストとしても知られる塚原理事は「あれは38年前、今日は宙返りはできません。私もだいぶ変わりました」と笑わせ、「北京では金メダル9個と残念だった分、ロンドンでは金メダル2桁、総合で世界5位を狙う。選手たちは闘いに勝つことはもちろん、人々に夢を与えるために頑張ります」と意気込みを語った。
昨日、中国での合宿から帰国したばかりという石川選手は「いよいよ1年なのですね。一日一日を大切に、精いっぱい努力します」。長野、アテネのパラリンピックで夏冬ともに金メダルを獲得している土田選手は、昨年のロンドンマラソン車いす女子の部でも優勝。「ロンドンは縁起がいいので頑張ります。ぜひ一度パラリンピックを見て、その迫力を感じてほしい」と話した。