現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ライフ
  3. ファッション&スタイル
  4. 話題
  5. 記事
2012年12月4日10時59分
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

洗練と快適さを両立 「ジル・サンダー ネイビー」の戦略は

写真:1968年、イタリア生まれ拡大1968年、イタリア生まれ

■ジル・サンダーグループCEO アレッサンドロ・クレモネージ

 創業デザイナーのジル・サンダーが復帰して注目を集める企業を束ねる。昨春から展開を始めた新ライン「ジル・サンダー ネイビー」で9月、世界初の旗艦店を東京・青山に開いた。

    ◇

 サンダー氏との再会は、私たちにとっても心躍るものです。服の細部に至るまでおろそかにすることなく、品質や高級感、革新性を大切にする。彼女自身がブランドであり、DNAともいうべき存在です。

 サンダー氏は復帰後、メーンのコレクションに注力してきましたが、今後は「ネイビー」も手がけることになります。深い青は、彼女がいつも好んで使うシンボルカラーです。

 ラグジュアリーな「ジル・サンダー」とは異なり、「ネイビー」では若い感覚を持った人たちに、リラックスしたスタイルを提供したいと考えています。引き続き求めやすい価格設定をしていきます。

 ただ、ここでのリラックスというのはカジュアルを意味しません。洗練されたデザインで、かつ快適なものだと理解して頂きたい。シンプルなワンピースや履き心地のよい靴などで、そのコンセプトを体感できることでしょう。

 「ネイビー」を扱う店は日本で六つに増え、今後は米国や欧州にも旗艦店を出していく計画です。将来的にはタイやシンガポール、ブラジルやトルコなども重要な市場になります。昨年の売り上げはグループ全体で1億ユーロ(約100億円)でしたが、近いうちに2〜3倍にしたいと考えています。(中島耕太郎)

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介