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2012年12月8日11時1分
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アルマーニ、型破りな作品展 東京・銀座で13日まで

写真:ジョルジオ・アルマーニの「ECCENTRICO―エキセントリック展―」より拡大ジョルジオ・アルマーニの「ECCENTRICO―エキセントリック展―」より

写真:ジョルジオ・アルマーニの「ECCENTRICO―エキセントリック展―」より。(サソリ形の大きなブローチ)拡大ジョルジオ・アルマーニの「ECCENTRICO―エキセントリック展―」より。(サソリ形の大きなブローチ)

 ジョルジオ・アルマーニの型破りな発想の作品を集めた「エキセントリック展」が、東京・銀座のアルマーニ銀座タワーで開かれている。端正なスーツの印象が強いアルマーニだが、意外なモチーフや手技も駆使している。オートクチュールドレスを中心に、「純粋と完璧」を求め続けてきた独自の美学がぎゅっと詰まった展覧会になった。

 今秋のミラノ・コレクション会期中、報道陣向けに一夜限りで開いた展示と同じ内容で、銀座タワーの開設5周年記念として世界で初めて一般公開された。ドレス51点、小物約200点が、ほの暗い照明の中で華麗に浮かび上がる。

 見どころは、東日本大震災後に「日本の文化と洗練された美意識に捧げる」と発表された昨年秋冬のジャポニスムの作品。後ろの裾にまで刺繍(ししゅう)の桜が舞うキモノドレスや工芸品のような髪飾りを付けたバッグなど、ファンタジーあふれる二十数点が並ぶ。

 いかついパワースーツが全盛の時代にあえて異を唱えたパイナップル柄のフェミニンドレス(1989年春夏)や、ひだなどを重層的に構成して「様々な民族の融合」を表したドレス(2008年秋冬)など、時代性の高い作品も多い。圧巻は、今年、中国で発表したイブニングドレス。立体的にスパンコール刺繍された大きな竜が今にも空に舞い上がりそうなほど力強い。歌手レディー・ガガのために作ったライブツアー用のメタリックドレスも。13日まで、入場無料。(編集委員・高橋牧子)

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