新そばの季節。真っ先に足が向く店である。白木主体の内装には凜(りん)とした清潔感。脱サラして名古屋の「沙羅餐(さらざん)」で修業した橋本透さん(64)と妻陽子さん(59)が分単位、いや数十秒単位で劣化する繊細なそばを、気品ある柔らかなサービスで供する。
「桜海老のかき揚げ」(600円)は名物。日本酒をちびりちびりいただきながら、焼きそばみそを舐(な)め、ゆるりと待つ。けだし、そば好きには至福のひとときであろう。日本人に生まれた特権だ。
昼の単品は「ざるそば」(750円)、「かけそば」(同)、「辛味(からみ)おろしそば」(850円)や「天ざるそば(桜海老のかき揚げ)」(1300円)など。夜は7品の「クスノキ」(2千円)、9品の「コブシ」(3千円)のコースのみで、3人以上からの要予約。
そばつゆは枯れ本節などを使うが、あくまでも主役はそば。だしが勝ちすぎぬ配慮がある。そばの特別な繊細さは、のど越しとつゆとの絡みを考えぬいた結果という。
(ひまわりまんぷく会会員・病院院長・医師 石川秀雄)
◇
手打ちそば かけはし大阪府和泉市寺田町2の1の2。自家製麺、自家製粉の店。営業は昼が午前11時半〜午後2時半、夜が午後6時〜9時。混雑時、そばは予約可(席の予約は不可)。火、水、木曜定休。カウンター4席、テーブル3脚12席。電話0725・46・0565。
今年も残すところ1ヶ月余り。今回は、早めに予約しておきたいお正月のおせち料理をご紹介。定番の和風おせちをはじめ、ワインに合う洋風おせち、カニ姿付きの海鮮おせち、身体をいたわる豆腐創作おせち、温めて食べる中華おせちなどバラエティーも豊富。食材選びから調理法までこだわった極上のおせちで、華やかな新年を迎えよう。
今年もあと1ヶ月半でクリスマスがやってくる。そこで今回は、早めに予約しておきたいクリスマスケーキをご紹介。有名洋菓子店の新作クリスマスケーキや、ロールケーキ専門店のクリスマスバージョンなど、パティシエの自信作が勢ぞろい! 家族や仲間と過ごす楽しいクリスマスのために、今から準備を始めよう。