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11月第3木曜日にはフランス産の新酒ボージョレ・ヌーヴォーを!2007年11月13日 実りの秋、新酒の秋です! デパートやワイン専門店の店頭には収穫したばかりのフレッシュな国産新酒が並んでいます。イタリアからはヴィーノ・ノヴェッロも到着しました。そして、今週の木曜日にはラベルのいろどりやデザインも可愛らしいフランス産の新酒ボージョレ・ヌーヴォーがお目見えします!
●アサヒ・コムでのデビューはボージョレ・ヌーヴォーがらみ 私がアサヒ・コムにデビューしたのはちょうど2年前。『ワイン王道へのアプローチ』なるタイトルの連載で、第1回のぶどう品種編から、ワインと料理のマリアージュ編、ソムリエ編、そしてヌーヴォー解禁編に至るまでの4回シリーズを今と同様、「ワインを飲む楽しみは、知る楽しみによってさらに深まる」をキーワードにしながら書き連ねさせていただきました。 早いものであさってはいよいよボージョレの解禁日! 『ワインの歳時記』もボージョレ・ヌーヴォーにフォーカスしてみたいと思いますが、先のヌーヴォー編をご覧いただくことで、新酒についての理解がより深まるのではないかと思っています。 ●2007年のボージョレ・ヌーヴォーの輸入量は 好調だった2004年に続き、2005年は何と過去最高の輸入量でした。日本が最大のお得意様ということもあり、本国ボージョレからはジョルジュ・デュブッフ社長やボージョレワイン委員会のプラティエール会長も来日して大気炎をあげていました。2006年は前年を下回っていたものの相変わらずボージョレの人気は高く、この年の傾向としてはボージョレ・ヌーヴォーよりワンランク上のヴィラージュ・クラスに関心を示す消費者が多かったように思います。 さて、2007年はどうでしょうか? 成田空港に到着したヌーヴォーがニュースで取り沙汰されていましたが、業界誌『酒販ニュース(第1614号)』情報では、主要56社合計で総数69万ケース(ケース12本入)、前年比79%だとか。輸入業者の上位3社を見ても、サントリー前年比85%、メルシャン75%、アサヒビール67%となっており、前年比100%を越える輸入業者は7社に留まっています。 とは言え、ホテルやレストランでの新酒フェアは盛んですし、例年通り、大手輸入元主催のヌーヴォーを楽しむ会も開催される予定です。また、今年は1年振りにフランス大使公邸でのボージョレ解禁のイベントも行なわれます。 ●11月第3木曜日解禁のなぜ 今では当たり前になっている11月第3木曜日ですが、現在の解禁日は1985年の法改定により決められたもので、それ以前をさかのぼってみると、かなりの曲折があったことがわかります。 ボージョレ・ヌーヴォーの法規の歴史は1951年3月を起点としています。最初は「1951年のワイン販売」の省令で、1951年のワインは「12月15日以降にしか販売できない」という決定が下されます。ところがワイン生産者たちからの「ボージョレは新酒なのだから、早く販売したい」という陳情によって11月13日に変更になります。ボージョレワイン委員会の資料をみると、翌年1952年から1967年までの15年間は流動的で、解禁日も年によって数日の差があったようです。 1967年11月15日の政令で、解禁日は「毎年11月15日午前零時」と決まりますが、15日を解禁日にした場合、その日が週末と重なると、交通機関や休日労働等の問題が発生してしまい、トラブルが予想されるため、最終的に一週間の中で一番問題が少ない「木曜日」が選ばれ、1985年には晴れて現在の「11月第3木曜日午前零時」という日付が正式に決定しました。思えば大変な道のりでした! デパ地下に行くと、解禁日当日から週末にかけて店員さんやマネキンさんがフレッシュなボージョレ・ヌーヴォーの試飲を勧めてくれます。ヌーヴォーはお惣菜、焼き鳥、おでん等と合わせて気軽に楽しめるワインです。初物好きの日本人気質に合うヌーヴォー、アサヒ・コム読者の皆様には是非とも旬の味を堪能していただきたいと思っています。
【お薦めワイン】
▽フランス産の新酒(2007年11月15日解禁)
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