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ワタリガニのカレー粉炒め煮

2008年03月28日

■タイ語で「プー・パット・ポン・カリー」といいます。

カニは強火で炒めて十分赤く色づけ、そのうま味をミルクに移して煮込んで下さい。最後に卵で閉じて、そのうま味を包み込みます。また野菜は少し歯ごたえを残して、シャキシャキ感をを楽しんでください。カニを食べるときは無口になりますが、残った野菜や卵はご飯にかけて全部平らげましょう!カニの代わりにえびを使って作るのもおいしいですね。

■カニの下処理を丁寧にしましょう。カニのガニ(えら)や砂袋は舌触りも悪く、おいしくないので、きれいに取り除きます。またガニに寄生虫が付着していることがありますが、その場合はボウルに水を張り、その中で十分丁寧に洗い流してください。

レシピ

材料(4人分)

ワタリガニ(約400 gのもの) 2杯、メコンウイスキー 大さじ2

サラダ油 50 ml 、鷹の爪 4本、カレー粉 小さじ2、ココナッツミルク(または牛乳) 400 ml 、グリーンペパー 小さじ1、チリ・イン・オイル 大さじ1、オイスターソース 大さじ2 、ナンプラー 大さじ1、玉ねぎ 1/2個、セロリ 1/2本、卵 2個 、小ねぎ 6本、トマト 小1個

調理器具

まな板 、出刃包丁、牛刀、カップ、フライパンまたは中華鍋、木べら、バット、フォーク

カニの下処理をする

1. カニは甲羅と前掛けをはずし、ガニ(えら)と砂袋を取り除く。甲羅はお尻の方からスプーンを胴体の中に差し込み、力を入れて引き上げると簡単にはずれる。

2. ミソはカップに取り出してメコンウイスキーかける(メコンウイスキーがなければ日本酒や老酒で代用)。

3. 胴体は脚と一緒に食べやすい大きさに切り分ける。カニのハサミは食べづらいので、縦半分に切り分けておく。

野菜を切り分ける

4. 玉ねぎは芯をはずして薄切り、セロリは筋を取り除いてから斜めに3〜4cm長さの薄切り、小ねぎも3〜4cm長さに切り分ける。トマトはヘタを取り除いて粗く刻む(トマトは無くても良いが、入れる方がカニの味が優しくなる)。

カニに火を通す

5. 鍋にサラダ油と鷹の爪を入れて熱し、充分熱くなれば切り分けたワタリガニを入れる。鷹の爪が焦げそうであれば、カニを入れる前に取り出す。

6. 赤く色づくまで炒め、カレー粉を加えて香りを出す。カレー粉は焦がさないように、カニの身の上に振りかける。

7. ココナッツミルク(または牛乳)とグリーンペパー、ナム・プリック・パオ、オイスターソース、ナンプラー、カニミソを加えてしばらく煮込む。ココナッツミルクの場合煮詰まりやすいので、その場合は水を適量補う。

8. カニの身にほぼ火が通る間際に玉ねぎとセロリを加え、1分ほど煮込んでトマトを加える。野菜の歯触りを残す。

9. 全体に火が通ったら溶き卵を加えてひと混ぜし、卵が半熟になれば火を止める。卵の火通しに注意!

10. 器に盛り、万能ねぎを散らす(このままでもよいが、ご飯がよく合う)。

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プロフィール

三木 敏彦(MIKI TOSHIHIKO)
辻調グループ校 フランス料理・エスニック料理専任教授。 辻調グループ校で教鞭をとるかたわら、フランスのレストラン「ブーリヨ」、ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」にて研修。クリスチャン・ブーリヨ氏(M.O.F.)、ポール・ボキューズ氏(M.O.F.)、ジョルジュ・ブラン氏という一流の料理人に師事。
1992年よりエスニック料理の研究をはじめ、ベトナム、タイなどのアジア諸国をめぐり、またアメリカ合衆国を横断して、さまざまな民族の料理(エスニック料理)を現地で味わった。その経験から、和・洋・中だけでなく、世界にはおいしい料理が数多くあることを伝えたいと願っている。

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