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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。

菓子まし娘のベイクドチーズケーキよもやま話

P:今日はあっという間につくれちゃうチーズケーキを紹介しますね。サクサクとした食感の生地も作るんですけど、なんと麺棒いらず!! 使う器具も材料も少なくてすむのでホント気軽に作れますよ。焼く時間が長いのと焼き上がりすぐに食べれないのがちょっと不満ですけど……。

G:確かに打ち粉を使う作業ってテーブルが汚れちゃうから、「よしやるぞ!」っていう気合いが必要だよね。

P:そうなんですよ。ついついおっくうになっちゃう……。でも!この生地だとボウルの中だけでできちゃうし、しかもあっという間!作ってすぐに焼けば表面が平らになるし、広げてしばらく常温で乾燥させてから焼けば、クランブル(そぼろ)の粒の形が残った状態で焼きあがるので、よりサクサクとした食感になりますよ。好みによって変えてみて!!

Y:へーゼルナッツを加えるっていうのもポイント?ナッツだけじゃなく、乾燥フルーツ、ん〜アプリコットとかラムレーズンとか加えてもおいしいかも! マーマレードとかも意外といけるかもね!!

G:そうね。柔軟な発想でいろんなアレンジができるね。でもあまり基本を外れちゃうとびっくりするような失敗作ができ上がってしまったりするから気をつけてね。

P:チーズケーキといえば思い出すのが……家の近くのケーキ屋さんのベイクドチーズケーキが家族みんな大好きで、そのお店のものは、どっしりとして濃厚なんですけど、レモンの酸味がかなり効いてるからペロッと1個食べれちゃうんですね。ある日、そんなケーキをおやつとして食べようとしてる、まさにその時に弟とけんかをしてしまい(全面的に弟が悪かったと記憶しているのですが)怒った私はなんと弟目掛けてそのケーキを投げてしまったんです!大好きなケーキを投げつけた私の剣幕を見て、よっぽど悪いことをしてしまったと思ったのか、弟はめずらしく素直に謝ってくれ、しかも自分のケーキを私にくれたんです!! つい先日そんな思い出話を弟としたのですが、弟もしっかり覚えてました(笑)

G:すごい思い出だね(笑)。今ではチーズケーキといえば定番だし、嫌いな人って少ないと思うんだけど、日本で普及したのは1960年以降なんだって!

Y:チーズケーキの歴史は古く、なんと紀元前1世紀にはギリシャでチーズと小麦粉、蜂蜜などを混ぜて焼いたお菓子が存在してたって書いてある文献もあるよね。

G:うんうん。日本には明治時代には製法が伝わっていたそうだけど、当時の人の好みに合わなかったのか広まらなかったんだよね。1960年頃の冷蔵庫の普及に伴って生ケーキが主流になってから、東京や神戸の有名店がレアタイプやベイクドタイプのチーズケーキを発売したって。

Y:それを受けて、女性誌がチーズケーキの特集を組んだりしたのがきっかけで全国的にブームになったんだって!

P:へぇ〜 勉強になるっ!!

辻調グループ校

辻調グループ校って?辻調グループは、卒業生11万人の実績を誇る「料理と製菓のプロを育てる総合教育機関」です。大阪、東京、フランスに12の学校があります。
本物を学ぶ。辻調・辻製菓の別科・通信教育講座も受講生募集中!

菓子まし娘 プロフィール

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古村 亨子(KOMURA KYOKO)

辻調グループ校洋菓子助教授。辻製菓専門学校卒業後、辻調グループ校に入職。辻製菓専門学校、フランス校(リヨン)、エコール 辻 東京で生徒の指導にあたる。粉や卵が段々お菓子に変化していくのが好きです!共著に『菓子まし娘のお菓子講座』(幻冬舎)、『お菓子の学校』(学習研究社)シリーズがある。

瀬戸山 知恵美(SETOYAMA CHIEMI)

辻調グループ校洋菓子助教授。辻製菓専門学校卒業後、辻調グループ校に入職。辻製菓専門学校、フランス校、辻製菓技術研究所で生徒の指導にあたる。フランス校勤務中には、アルザス地方のパティスリージャックで研修。旅が好きで、特にフランスは何度も訪れている。

鈴木 麻紀(SUZUKI MAKI)

辻調グループ校洋菓子助教授。辻製菓専門学校、辻製菓技術研究所を卒業。辻調グループ校に入職。辻製菓専門学校、フランス校で生徒の指導にあたる。パリのピエール・エルメで研修経験あり。おいしいものを食べることが大好き!!

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