〈教えてランチ〉野菜たっぷりヘルシーなイタリアン2007年08月01日 東京・渋谷 バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ 読者からの情報を基に取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
「渋谷エリアならここのランチが一押し、というイタリアンです。とくに野菜を使った繊細な料理は女性におすすめです」(東京都・ダーヤさん) 一口ほおばると、フレッシュなオレガノの香りがスーッと鼻に抜ける。夏野菜のトマト煮込みとツナのスパゲティ。上に散らしたフレッシュなオレガノが、まず涼味を誘う。 大きめにカットした野菜は、少し歯ごたえが残る固さ。にんじんの甘さ、セロリの苦さといった野菜のくっきりした味が、あっさりマイルドなトマトソースとマッチする。ツナは缶詰でなく自家製。さりげなくコクをプラスしてくれる。 前菜は4品の盛り合わせ。さわやかな酸味を楽しめるトウガンのドライトマト煮。インゲンと大根のアンチョビソテーは、塩気と刺激的な辛みがアクセント。モロッコインゲンとオクラの焼き浸し、ゴボウとにんじんのソテーは、控えめな味付けで素材のうまみを生かしている。ほっとする味だ。 前菜もメーンも野菜づくし。品目も多く、体によさそうだ。野菜好きの鈴木優介シェフは「イタリアンは女性のお客様が多い。ヘルシーにバランスよく、旬のものをと心がけています。午後の仕事に向かうエネルギーを、ランチでしっかりとってほしいですね」。 デザートは2品。和歌山ミカンのゼリーは、強い酸味で口の中を引き締める。ベルギーチョコを使ったフォンダンショコラは、濃厚な甘み。それぞれ二口程度の量だが、ほどよい余韻を残してくれる。 これに自家製パンと飲み物が付く。1000円ちょっとでコース並みの満足感を味わえた。 チェーンの居酒屋や喫茶店などが入るビルの、2階の奥に開店して2年。若者でにぎわう通りの騒がしさは届かない。隠れ家的な店だ。(篤)
【メニュー】ランチのメーン料理は常時8種を用意し、メニューは週替わり。4品の前菜は日替わり。パンのお代わりは自由。1150〜1500円程度。 |