現在位置:asahi.com>食と料理>教えてランチ> 記事 〈教えてランチ〉3種類のチーズ、おいしい熱々ピザ2007年12月21日 東京・吉祥寺 「TONY’s」 読者からの情報を基に取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
東京・吉祥寺のピザ屋さん「TONY’s」は、3種類のチーズがたくさんのっていてボリューム満点。平日と土曜のランチの時間はミックスピザに豆腐サラダとドリンクがついて800円とお得です。(東京・ペンネーム:ともぞうさん) JR吉祥寺駅(東京都武蔵野市)から井の頭通りに出て井の頭公園と反対方向にしばらく歩くと、赤い「TONY’s ピザ」の看板と、店主の藤原亀吉さん(69)がガラス越しにピザを仕込んでいる姿が見える。 「NEW YORK PIZZA TONY’s(以下、トニー)」は吉祥寺で25年。代々木の開店から来年で40年。藤原さんが愛情をたっぷり注いだピザを求めて、年配のお客さんや有名人も訪れる。 トニーのランチで一番の人気は、チーズたっぷりのミックスピザと特製ドレッシングの豆腐サラダ、それに飲み物がセットになったピザセット。 ピザは、注文が入るたびに、藤原さんが店の出入り口近くの窯で焼く。できたてのピザはチーズがたっぷりかかっていて、生地が見えないほどだ。 手でつまんでほおばると、厚くて柔らかい生地とチーズが口の中で混ざり合う。チーズは藤原さんが選び抜いたデンマーク産、オランダ産、ドイツ産の3種類をブレンド。 味はしっかりしているのに脂っこさがなく、直径約32センチで4分の1あった1人分のピザをあっという間に食べてしまった。 ランチはほかに、日替わりのサンドイッチやスパゲティがある。取材で訪れた日は、ピザの窯でじっくり焼いた鶏肉を使ったクラブハウスサンドとめんたいこのスパゲティが用意されていた。 ランチメニュー以外で人気なのは、藤原さん自ら東京・御徒町にある韓国食材店へ足を運んで仕入れたキムチを使った「キムチピザ」や「なっとうビザ」。 ほかに、店の奥にある大きな窯で焼いた自家製パンを使ったアメリカンサンドや、同じ窯で作ったデザートの手作りプリンも人気だ。 藤原さんは1963年、ジョン・F・ケネディー大統領にあこがれ渡米。ニューヨークのピザ屋「TONY」で、「肩ひじ張らずに気軽に食べられて、おいしい」アメリカンスタイルのピザに出合う。 帰国後の68年、友人から借金をして代々木にピザ店「ピザハウス トニー」を開いた。気軽に食べてもらえるように、ピザは120円、コーヒーやコーラも60円という手ごろな値段にした。 アメリカで食べたピザの味にこだわる藤原さん。チーズの調達でも妥協はしない。ヨーロッパからいろいろな種類を取り寄せては試作を繰り返し、納得できる味になるまで、4年かかったという。 「宝くじの神様がぼくにほほえんでくれたら、うちの店員みんなと一緒にニューヨークの『TONY』のあった場所へ行きたいね」。藤原さんは笑顔で語った。
【メニュー】ピザセット(ミックスピザ)800円、スパゲティセット(日替わり)800円、サンドセット(日替わり)750円。ランチは、いずれも豆腐サラダと飲み物付き。各種ピザ(1人分、12インチ4分の1カット)740円〜900円。アメリカンサンド600円。手作りプリン380円。ランチメニュー以外のピザなど、単品での注文も可。※電話でピザの全国発送の注文を受け付け中。くわしくは電話か、トニーのホームページ(http://www.geocities.jp/tonyspizza1968/)で。 この記事の関連情報 |