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教えてランチ
教 え て ラ ン チ

〈教えてランチ〉新鮮野菜をとんがり帽子の鍋で蒸す

2008年3月27日

  • 東京・国立 農家の台所 くにたちファーム

写真とんがり帽子のふたを開けると、色鮮やかな野菜。素材ごとに下ごしらえをして、タジンで蒸し上げる写真野菜、果物、漬けものが並ぶ八百屋コーナー写真サラダバーには春キャベツ、霜降り白菜、ひとみ五寸ニンジン、紫ニンジン、紅しぐれ大根、サラダえのき、パプリカなどがずらり写真おまちどおさま! とんがり帽子のふたが独特のタジン写真ランチセット「ミックスと野菜のタジン」。ご飯(左下)は黒米入り。グラスに差した生野菜(右上)もたっぷりと写真ランチセット「うづみ豆腐御膳」。かゆ状のご飯(黒米入り)を豆腐に載せダシをかけたうづみ豆腐は淡泊な滋味。年配の女性客に好評という写真シメに「今日のおすすめ」という「セロリとハッサクの香りジュース」を頼んだ。ツンと来る酸味と苦みでシャキッとリフレッシュ

 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)

 「タジンという蒸し料理、食べ放題のサラダバーをいただきました。珍しくてカラフルな野菜も多くいただけて大満足。野菜好きの方なら足を運んで損はないと思います!」(東京・まゆさん)

 JR国立駅南口から3分ほど歩いたビルの3階に、昨年1月オープンした。

 店に入ってまず目に付くのが、野菜や漬けものが並ぶ「八百屋コーナー」。「おいしいので買って帰りたい、というお客さんの声に応えるうちに、だんだんスペースが大きくなった」と、国立ファーム有限会社広報の中野紀子さん。

 一番人気のタジンランチを注文し、まずサラダバーへ。目の前で店員さんが野菜を切り、氷の山に差していく。色鮮やかでまぶしいほど。スティック状に切られた十数種類の野菜をトングでつまみ、グラスへ差す。花瓶に花をいける感覚だ。できるだけたくさんの種類を美しく、と欲が出る。

 豊富な種類の野菜は、全国約30軒の契約農家から届けられる。「地元の野菜なら、朝採ったものがランチに並びます」

 サラダは、塩かオリーブ油をつけて。パプリカは皮が柔らかくナシのような甘み。珍しいサラダ用エノキは、太くてシャキシャキした歯ごたえ。ひとみ五寸ニンジンは甘く、後味さわやか。深紅の金時ニンジンはいかにもニンジンらしい強い味と香りで、ある意味スパイシー。味の違いが面白いので、途中からは何もつけずにポリポリ、シャクシャク。

 そこへタジンが到着した。タジンとは、モロッコの伝統的な蒸し料理に使われる鍋。とんがり帽子のようなふたはこの店のオリジナルで、内部で蒸気が循環しておいしく蒸しあがるという。

 「蒸すと野菜の甘みとうまみが生きる。生のサラダとの違いを楽しんでほしい」と中野さん。

 頼んだのは「ミックスと野菜のタジン」。旬の野菜数種、肉1種、魚1種が、土鍋内部の穴の空いた皿の上に湯気を立てて並ぶ。こちらは塩かミソかピリ辛の四川ソースで。紫ニンジンはコリコリ、カボチャはしっとり、赤カブは煮物のようにトロリ、ブタの角煮はハシでホロリ…。食感が多彩で、どれも素材本来のやさしい甘みが魅力だ。

 たくさんの野菜をゆっくりかみしめて味わっていると、農場に遊びに来たか、田舎の旅館で朝ご飯を食べているかのような、のんびりした気分になった。

 

【メニュー】ランチセット「お肉2種と野菜のタジン」「魚介2種と野菜のタジン」「ミックスと野菜のタジン」は、どれもサラダバー、ご飯、みそ汁、香の物がついて1500円。「うづみ豆腐御膳」はサラダバー、魚料理一品、小鉢、みそ汁、香の物がついて1180円。「豆乳杏仁豆腐と季節のフルーツ」500円、「黒ごまのラビオリと日本酒のアイスクリーム」600円などもある。
【お店情報】東京都国立市東1の16の17のポポロビル南館3階 電話042―571―4831 営業時間=ランチ午前11時〜午後3時(午後2時ラストオーダー) ティータイム午後2〜5時(午後4時ラストオーダー) ディナー午後5〜10時(午後9時ラストオーダー) 月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日)
ランチタイムは禁煙 ディナータイムは分煙

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