現在位置:asahi.com>食と料理>教えてランチ> 記事 〈教えてランチ〉野菜グツグツ、ヘルシーな「紙やき」2008年04月03日 東京・日本橋 紙やきホルモサ 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
「看板が目立つ店。以前から気になっていたのですが、今回思い切ってランチ時に入店しました。先客がみんな食べていたのは『紙やき マトン鍋』。みそをベースにした少し甘めの味付けですが羊くささはまったくなし。もやしなど野菜もいれた鍋でくせになりそうな味でした」(千葉県・サーシャさん) 東京・日本橋のすぐ隣。江戸橋のそばにある店に入ると、すべての席にコンロが置いてあった。ランチは「紙やき」だけ。さっそく注文した。 コンロの上に鉄製のザル、さらにその上に和紙が敷かれ、鍋の代わりになっている。中には、羊肉のマトンのほか、チンゲン菜、にんじん、ネギなどが、ミソのような、どろりとしたタレにつかっている。 火をつけて3分。グツグツいいはじめたところで、店員さんがスプーンとはしでかき混ぜてくれた。客がやると紙を破ってしまうことがあるので、食べ始めるまでは、店員にお任せだそうだ。 数分後。肉の色が変わってきた。野菜もしなってきたところで、できあがり。 マトンをほおばる。驚いた。なんとも不思議な甘みのあるタレだ。 「タレは野菜や果物をペースト状に煮たものに、28種類のスパイスを加えてます。作り方はずっと秘密です」と、店員の桜井貴朗さん。見た目はみそだが、みそは全く入っていないのだという。 肉は軟らかく、いわゆる「羊の臭み」はほとんど感じられない。サラダ菜でまくと、さらにまろやかな味。いくらでも食べられそうだ。 食べ終わる頃には、少し汗が出てきた。 野菜をたっぷり食べることができた。「そうなんです。野菜中心なので、鍋だけだと300キロカロリーしかないんです。羊肉はヘルシーですので、二重にオススメできます」(桜井さん) この店は、桜井さんの祖父母が、約40年前に開店。以来、ずっと「紙やき」一筋でやっているそうだ。 「紙を焼いて、燃えないのかと聞かれますが、タレがあるうちは、大丈夫なんですよ」(桜井さん) 紙はちょっと厚めの和紙を仕入れて、店で油を塗って、強度を上げているという。この油の塗りつけが、タレの仕込みと合わせて、毎日の日課になっているそうだ。
【メニュー】紙やき(マトン)950円。夜は、ラムの紙やきや一品料理も(別料金)。
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