現在位置:asahi.com>食と料理>教えてランチ> 記事 〈教えてランチ〉30品目の野菜でおなかいっぱい、大満足2008年05月08日 神奈川・本厚木 TON TON 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
「肉は使わず、野菜を主としたメニュー構成。たくさん野菜を食べてほしいというのがこのお店。特に、野菜プレートは30品目以上の野菜が取れてヘルシー料理であります」(神奈川県・寺嶋さん) 小田急小田原線の本厚木駅北口を出て左手すぐ、1階に薬局とコーヒーショップの入ったビルの2階に「TONTON」がある。 木の素材感を生かした内装に、広い窓から陽光が降り注ぐゆったりとした店内。食後のお茶を飲みながら、ゆっくりとおしゃべりしたくなるようなたたずまいだ。カウンターに個室も二つあるので、1人でもグループでも大丈夫だ。 店の名前の通り、夜は希少な「高座豚」をメーンとしたダイニングバーだが、昼の顔をあえて「野菜」に据え、この2月からランチも始めた。「とにかくおいしいものを健康的におなかいっぱい食べたいと、野菜だけにこだわったランチを始めました」とマネジャーの権守(ごんのかみ)啓子さん。 看板メニューで一番人気の「30品目の野菜ZEN」を頼んでみる。色とりどりの野菜が盛りつけられた大きな白いプレート。思わず「すごい」とうなってしまった。これ全部本当に野菜ですか? タケノコサツマイモ長ネギニラカボチャそらまめスプラウトレンコン大根水菜アスパラキャベツトマトジャガイモ…。とてもすべて書ききれないが、正真正銘すべてが野菜の料理で、肉は入っていないという。「おいしい野菜でもたくさん食べれば飽きるけど、多くの種類で少しずつならたっぷり食べられるでしょう。自信作です」と権守さん。 プレートには4種類の料理が乗る。豆腐のハンバーグはふっくら。やわらかな甘みに加え、レンコンのこりこり感がアクセントになっていて、食感が楽しい。 生春巻きはこれでもかとライスペーパーにぎっしりと巻かれた野菜に、甘みそや塩をつけていただく。すこし青い、野菜のいい香りが口中に広がる。さらに、新じゃがを巻いてトマトソースをかけたロールキャベツ、ホイル焼きもあり、食べ応え十分。どれも野菜の味が引き立つようにと、薄味になっているのがうれしい。 これに加えて、すべての料理に玄米100%のご飯とスープ、おかわり自由のサラダ、デザートがつく。「野菜30品目」とうたっているが、実はそれ以上入っているというから、驚きだ。これだけいっぺんに野菜を食べる機会など、そうはないだろう。 「野菜はどうしても脇役っぽい感じだけど、メーンになるよう、『五味、五法、五色』を大切に、料理法を工夫しています」。野菜はすべて国産で、湘南の野菜を中心に、できるだけ近くで手に入るものを「あちこちかけずり回って仕入れて」いるという。 野菜だけの料理というと、なんだか物足りない感じがすることも多いが、このプレートは、まったくそんなことがない。とにかく、食べるのによくかむ。これなら体によくて、しかも満腹だ。さらに欲張りな人には、「40品目の揚げZEN」も数量限定である。 もうひとつのおすすめが、3種類の「かむ野菜ジュース」。野菜と果物を氷と一緒にミキサーにかけたもの。野菜の繊維やごろごろした感じが絶妙に残っていて、しゃりしゃりとかみごたえが楽しめる。 お店の客層は9割が女性。お年寄りや、ちょっとメタボぎみな男性も訪れるという。午後3時まで(ラストオーダーは午後2時)ということもあり、ゆっくりとランチを楽しむ人が多いという。 メニューは月替わり。「スタッフ全員でわがままをいいながら、試行錯誤して作っています」。30品目のプレートも中身が替わるため、リピーターも多いとか。「旬の野菜を、ばりばりとおなかいっぱい食べて、ゆっくりしていって下さい」
【メニュー】30品目の野菜Zen(1360円)、40品目のあげZen(1480円、限定)、野菜串揚げ天丼(1180円)、野菜ごろごろカレー(1100円)、かむジュース(3種類、各380円)
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