
教 え て ラ ン チ
2008年6月19日
「養茶」と書かれた赤い看板が目印
席数28席。広くはないが清潔感のある店内
小龍包と半チャーハン定食(1150円)
人気の小龍包はすべて自家製
上海ダック定食(1050円)
ボリューム満点の上海ダックとチンゲン菜
読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
「上海料理を中心としたお店で、薄い塩味の味付けは中華なのに油っこさを感じさせません。オリジナルの料理も用意されていてどれもおいしい。中でも小龍包は絶品です」(東京・匿名希望)
多くの若者でにぎわう下北沢。駅南口正面の大通りを右折し歩くこと約2分。通り沿いにミスタードーナツが現れたところで脇の細道へ。すぐに「養茶(やんちゃ)」の赤い看板が目に入った。
小ぶりの店内へ入る。客層は会社員から家族連れまでさまざま。女性が6〜7割という。
まずはおすすめの「小龍包と半チャーハン定食」をオーダーしてみる。待つことしばし。目の前に出てきたのは湯気が立ちのぼる熱々の小龍包、6個。酢じょうゆはなく、黒酢でいただく。レンゲに乗せ出来たてを口へ。もっちりした小龍包の皮が破れた途端、口中にジューシーな肉汁があふれた。
小龍包はすべて店内で手作りという。夜に単品で頼むと6個で1000円。ランチだと半チャーハンにサラダ、デザートがついて1150円。これはお得感たっぷりだ。
「養茶」ではヤムチャにも力を入れていて、中国茶と点心をそれぞれ20種類前後そろえている。人気メニューはギョーザ、大根餅だが、小龍包は昼夜通してもっとも注文されるという。
メニューを見ていて気になった料理をお願いする。「上海ダック定食」だ。北京ダックはよく耳にするが、上海ダックとは?
店長に聞くと、大きな違いは育て方と食べ方。上海ダックは基本的に放し飼いにして育てたもので、皮だけでなく身も食べるのだという。
ご飯の上に薄くスライスされた上海ダックとチンゲン菜。その上にカラメル色のソース。具の量が多く、下のご飯が隠れてしまっている。
スプーンで一口。甘いソースの味が広がるが、さっぱりとして、くどさがない。上海ダックは適度な歯ごたえで、食べ応えがある。肉質はあっさり。かむほどに肉のうまみが出てくる。
2品食べたところで満腹になってしまった。だが、いつも中華料理を食べた後に感じる胃のもたれがない。
上海出身の店長によると、「中華料理イコール脂っこい」ではなく、上海の高級レストランではさっぱりとした味付けの料理が好まれる。この店も化学調味料はもちろん、塩や油などの味付けも必要最小限にとどめているそうだ。女性客が多いのもうなずける。
40種類にも及ぶ定食メニュー。ほかにも「エビあんかけチャーハン」や「五目あんかけや焼きそば定食」が人気だ。前者は某女性作家が来るたびにオーダーするお気に入りだとか。
また火〜金のランチタイム限定で、定食メニューのうち1品を「日替わりランチ」として提供している。1品650円。通常価格1000円前後が650円で味わえるとあって、ほぼ毎日「日替わりランチ」を食べにやってくる常連さんもいるそうだ。
小龍包と半チャーハン定食(1150円)、上海ダック定食(1050円)など約40種類
東京都世田谷区北沢2―17―10 第2タキモトビル1F、電話=03・5430・0351。営業時間=11時半〜22時半(ラストオーダー)。各種定食は終日提供、「日替わりランチ」は11時半〜15時(火〜金のみ)。定休日=月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)。喫煙=可(分煙なし)、席数=28席。
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