2008年9月30日
マヨネーズの入ったやや酸味のあるオリジナルソースがかかった「チキン南蛮フライ定食」(800円)
焼き鳥の香ばしいにおいが食欲をそそる「焼き鳥丼」(1000円)
半熟の玉子と鶏肉、ご飯が口の中で混ざり合うボリューム満点の「親子丼」(900円)
お店の目印になっている赤いちょうちん
1階の様子。テーブルの奥の壁には、ボトルキープされた焼酎の1升びんがすらりと並ぶ
読者からの情報をもとに取材、紹介する「おしえてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
半蔵門の「炭や」という鶏料理屋さんのランチがおすすめです。ランチメニューは「親子丼」「焼き鳥丼」「チキン南蛮フライ定食」の三つだけですが、どれもおいしくて大満足です。(埼玉・ペンネーム:かずちゃん)
東京メトロ半蔵門線の5番口を出て、通り沿いに歩いて二つ目の信号向かいに見える大きな赤いちょうちんが目印。入り口横にランチメニューがあるだけで、2階建ての建物も窓ガラス以外は、黒一色で落ち着いた雰囲気。
ドアを開けてすぐ左の1階には2人用のテーブルと4人用のテーブルが合わせて5卓、壁には夜のお客さんがキープした1升びんの焼酎ボトルがびっしり並んでいる。カウンターのすき間からは、キッチンで忙しく調理をしている人の姿が見え隠れする。
お客さんはワイシャツやスーツ姿の男性が多いが、女性客もちらほら見える。近くの会社の人たちが、何度か店を訪れているのか、持ち物や服装が身軽で、2、3人のグループが目立つ。
テーブルに案内されてすぐ、どれもおいしいと評判のランチ「親子丼」「焼き鳥丼」「チキン南蛮フライ定食」を一つずつ注文した。友人と取り分けて、三つの味を楽しもうという具合だ。
取り皿を持ってきてもらったり、どんぶりのご飯をやや少なめにしてほしいと細かな注文をしたりしたが、快く対応してくれた。お店の人の動きもキビキビしていて、気持ちがいい。
しばらくして、注文したランチがテーブルに並んだ。全部のランチにみそ汁と小鉢、お新香がつく。ちなみにみそ汁と小鉢は4月から9月末までで、10月から3月末までは豚汁がつくという。
まず、焼き鳥丼をとりわけて食べてみた。ほどよく焼いた鶏肉と長ネギの香ばしいにおいが鼻に抜けて、口の中には甘辛いしょうゆダレの味が広がった。小皿で用意された玉子の黄身を入れると、サッパリとした味にちょうどいいこってり感が加わった。
続いて半熟の玉子と大きめの鶏肉がのった親子丼をほお張る。柔らかな玉子と鶏肉、玉子とタレが染みたご飯が口の中で混ざり合う。タレは濃すぎず玉子と鶏肉の味がよく分かった。
最後に「チキン南蛮フライ定食」に手を伸ばす。すでに丼をしっかり食べた後で、おなかも少々落ち着いてきているのだが、サッパリとした鶏肉の周りについた衣が、マヨネーズの入った酸味のあるオリジナルソースととんかつソースの味をしっかり受け止め、白いご飯によくあう。3人前のランチを2人で平らげたので、かなり食べ過ぎてしまったが、いただいた情報にあるように、どれもおいしくて満足だった。
数日後、送別会をかねて夜に再び、訪れてみた。皿に盛られた焼き鳥をはじめ、ほかではなかなかお目にかかれない手羽のさらに先の部分を料理した「先の先」(550円)や「むね肉の黒胡椒(くろこしょう)焼き」(600円)、「ささ身のづけ」(800円)など、こだわりの料理メニューが盛りだくさん。ランチにあった「親子丼」と「チキン南蛮フライ」もあったので、また注文してしまった。「南蛮フライ」はビールや水割りの焼酎の肴(さかな)に、「親子丼」はお酒を飲んだ後の締めにぴったりだ。これ以外にも、昼も夜も、手ごろな値段でおいしい鶏料理が楽しめるお店だった。
チキン南蛮フライ定食(800円)、親子丼(900円)、焼き鳥丼(1000円)
東京都千代田区一番町4―3 鹿島ビル1F、2F、電話03―3221―7890、営業時間=ランチ(月〜金) 11時半〜14時(材料がなくなりしだい終了も)、夜(月〜金) 17時〜24時(ラストオーダー23時)、定休日=土曜、日曜、祝日、席数=37席(1階16席、2階21席)、喫煙=可(分煙なし)
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