2009年1月8日
ワインボトルがカウンターに並ぶ
アンテナショップ入り口脇の白いらせん階段をあがると、オステリア・モンテマーレ・トットリーネがある
彩りあざやかな魚のソテー
地元の素材を使ったカレー
店長の胸元には名探偵コナンのバッジ。作者の青山剛昌さんは鳥取出身。
読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)
新橋駅前の鳥取の物産館の上のレストランは、割としゃれていていい感じです。郷土料理っぽい和食じゃなくてイタリアンなのも気に入ってます。(東京・ペンネーム:アラさん)
サラリーマンがおおぜい行き交う新橋。そこに08年夏にオープンした鳥取県のアンテナショップ2階に、オステリア・モンテマーレ・トットリーネはある。1階のアンテナショップは、地酒、民芸品、加工食品などを扱っており、郷土色豊かな店内だが、白いらせん階段で2階に上がると、雰囲気はがらりと変わる。
カウンターにはワインボトルが並び、メニューを書き込んだ黒板が壁にかけられている。こぢんまりとした、しゃれたイタリアン・レストランの中央では、シェフが手際よく調理する様子が見える。
主にランチとして提供されているのは、パスタ、カレー、肉や魚料理。それぞれ、鳥取の素材がふんだんに使われている。取材したときの魚料理は『網代港の天然真鯛のソテー』。香ばしくソテーされた魚に、鳥取でとれた野菜が添えられ彩りも豊かだ。「塩とオリーブオイル以外は鳥取産です」と店長の山崎尚宏さん。
08年8月末のオープン当初は、鳥取県出身の人など、ゆかりのある人たちが利用していたが、次第に新橋のビジネスマンに定着。おいしいイタリアンの店として、選んでくれる人が増えているという。
イタリアンと「鳥取の食材」では、共通点がなさそうな印象もうけるが、「実は肉、魚など柱となる食材は充実している」とのこと。豚ならどんぐりを食べて育てた「トトリコ豚」、牛なら「鳥取和牛」、鶏なら「大山地どり」。新鮮な日本海の魚もある。モンテマーレ・トットリーネの運営は、地元鳥取県の倉吉市にあるホテルセントパレス倉吉。だからこそ、地元で小規模にしか生産されていないトトリコ豚も提供できる。「都内ではほとんど入手できないはずです」と山崎さん。11月6日からは解禁されたマツバガニをメニューに取り入れ、新年からは丑年にちなんで鳥取和牛を打ち出していく。
砂丘長いもやゆきっこ大根など、イタリア料理に使われたことがない地元野菜も、工夫を凝らしてパスタなどのランチメニューにとりいれている。ホテルが契約農家に野菜作りを頼んでいるので、今後はイタリア料理でよくつかわれる西洋野菜のルッコラやトレビス、香草などもお願いしてみたいという。
夜は、アラカルトやコースで食事を楽しめる。海外のワインのほか、鳥取産ワインもそろえている。強力(ごうりき)と呼ばれる珍しい酒米を使った地元産の日本酒もある。「こくがあるのでトマトソースなどのイタリアンにもあいますよ」とのこと。
パスタ(1000円)は、トマトソース、クリームソース、オイルソースの3種があり、具材は日替わり。魚料理・肉料理のランチは1200円。こちらも魚や肉の種類は日替わり。パスタと魚・肉料理には、パンとサラダが付く。そのほか、モンテマーレ風郷土料理(現在は、トトリコ豚・鳥取野菜・倉吉の低たんぱく米のカレーライス)は1000円。サラダが付く。土曜のランチはコースのみ。
東京都港区新橋2−19−4 SNTビル 電話:03−5537−2558
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