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「男はネットで甘党」 津市の兄弟、スイーツ通販

2008年12月19日

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写真ドライフルーツをふんだんに使ったクリスマスケーキ=メンズスイーツカフェ提供写真メンズスイーツカフェの小倉康男さん(右)と慶幸さん。「社員」は2人だけだ=津市久居明神町

 かつて、男は「黙って左党」。でも、「ネットで甘党」の男性をターゲットに津市の兄弟が立ち上げた通販サイト「メンズスイーツカフェ」が人気を集めている。3千人いるメールマガジン登録者の意見も反映させ、今年のクリスマス商戦は高級ドライフルーツ満載の「できる男のケーキ」で勝負する。

 サイトを運営しているのは、小倉康男さん(35)と弟の慶幸さん(29)。家業の医薬品卸会社の社内ベンチャーとして06年6月に立ち上げた。「メンズスイーツ」は商標登録済みだ。

 「1人で店に行くことに抵抗のある男性もいる。人目を気にせず甘いものを楽しんでほしい」という康男さん自身も、甘党。商品のアイデアを菓子店に提供し、製造した菓子を店から冷凍発送してもらうため、店舗は持たない。

 強みは、3千人ほどいるメルマガ登録者の男性だ。「求めるスイーツの一番はシンプル。そして甘さ控えめ。高級感や希少価値を求めるのは、スイーツに限らず男性の特徴」と康男さん。「食べたいもの」「他にないもの」を開発するのが基本だ。

 「できる男のクリスマスケーキ」の制作には、岐阜県郡上市の菓子店「パティスリーパドドゥ」の曽我卓已さん(43)が協力。メルマガ読者の意見を参考に「フルーツをふんだんに」と要望した。

 使ったドライフルーツは、コケモモ、木イチゴ、ブルーベリーなどの高級品。「もっと甘い方がいい」という人のために、曽我さんのアイデアで特製ジャムを付けた。康男さんは「男心をくすぐる『高級感』も演出できた」と話す。

 これまでも「究極の生チョコレートケーキ」を手始めに、主に季節ごとに商品を開発してきた。今年夏には地元三重産の豆腐としょうゆを組み合わせたロールケーキとムースも発売した。「まだもうかるレベルではない。ただ、『地方でもこんなことができる』ということは示したい。これからも面白いものを開発する」と康男さんは話す。

 クリスマスケーキは4〜6人分の3980円と2〜3人分の2980円の2種類。注文は20日までに、メンズスイーツカフェのホームページ(www.mens−sweets.com)へ。(宮沢崇志)

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