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「トマトおいしそう」保育園で未来の食育、ミニ植物工場

2008年05月03日

 「先生、トマト赤くなったよ」「おいしそうだね」。東京都新宿区の「新宿せいが保育園」の室内で野菜たちを明るく照らしているのは、ミニ植物工場「えれふぁーむ」だ。光合成をさせる蛍光灯や水やりのオンオフは完全自動で、レタスなら種まきから1カ月、ミニトマトなら2カ月で収穫できる。「食育や理科教育に生かしたい」と園庭が狭い都会の保育園から問い合わせが相次いでいるという。(上栗崇)

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育った野菜に触れる園児=東京・新宿、小暮誠撮影

 開発したのは、全国で大型の植物工場を手がけてきた「森久エンジニアリング」(神戸市)。ノウハウを生かし、幅1.3メートル、奥行き60センチ、高さ1.2メートルに小型化した。月に1度タンクに水と粉末肥料を入れるだけで、15株程度が露地栽培の約2倍のスピードで育つ。農薬や食中毒の心配もない。同保育園でも、間近で生育を見守った後はみんなで試食だ。

 モニターとして昨年末に同保育園に置いたところ口コミで話題になり、引き合いはすでに十数件。税込み59万8千円で4月10日から売り出した。専用肥料や鉢のセットは半年当たり7千円。1年で1千台程度の販売を見込んでいる。

 

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