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全国一の霜降り牛、その味は?

2007年06月09日

 鹿児島県肉用牛改良研究所(曽於市大隅町)で飼われている種牛「吾平藤(あいらふじ)」(4歳)が、霜降り度を示す値が全国歴代1位となった。同県が6日発表した。県産種牛の全国歴代1位は初めて。生産者は鹿児島県鹿屋市吾平町の畜産業永山克之さんで、同研究所が購入して育てていた。

写真霜降り度全国歴代1位になった「吾平藤」

 検査は間接検査。吾平藤から種付けされた生後約8カ月の子牛8頭を1年間飼育し、全国和牛登録協会の検査員が立ち会い、枝肉の肉質などを検査した。その結果、8頭の霜降り度を示す脂肪交雑の平均値は4.4で、岩手の「来待招福」と長崎の「勝乃勝」と並ぶトップだった。肉量の目安となるロース芯面積はこの2頭を上回った。

 同研究所には早速、種付けの引き合いが来ているという。正式な注文が届き次第、吾平藤の凍結精液の販売を始める。

 県では70年ごろから霜降り度向上を最優先に研究に取り組んできた。昨年、「益金平(ますかねひら)」が4.3で全国3位になった。内山正二・同研究所長は「当分、これより良い数字は出ないだろうと思っていた。研究に取り組んできた約40年の努力が実った」と喜んでいる。

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