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カラフルたい焼きくん、人気上々 その秘密は粉にあり

2008年12月19日

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写真色とりどりのたい焼き。「お祝い事に」と赤と白を買う人もいるという=福岡市の鳥越製粉

 たい焼きと言えば、こんがり焼けた黄金色が定番だが、最近は赤、白、緑といろいろ出回っている。仕掛け人は福岡市の鳥越製粉。生地を自由に色付けできる小麦粉やでんぷんのミックスを開発し、今、全国のたい焼き屋から注文が集まっているそうだ。

 ミックスは04年に開発し、05年1月に特許を取った。その後改良を重ね、06年から20キロ入り袋を4千数百円で売り出した。当初は1カ月数百袋売れる程度だったが、今年に入って1千袋になり、11月には7千袋、12月は8千袋に達するペースという。

 普通のたい焼きミックスは焼き色を付けるため小麦粉に砂糖を加える。鳥越製粉はあえて砂糖をほとんど入れず、数種類のでんぷんを混ぜて白く焼き上がるようにした。白のままでもいいし、着色料を足せば好きな色のたい焼きが作れる。茶色にしてチョコレートを中に入れたり、緑色にして抹茶の香りを足したりできる。ミックスのでんぷんは、餅のような食感も生み出す。

 九州ではJR博多駅内の「都万十本舗」や、北九州市やJR下関駅内に店舗を持つ「たいやき本舗 藤家」などで取り扱っている。

 鳥越製粉の安達松樹総務部長は「不況で、高級洋菓子より1個百数十円のたい焼きが受けている。『手軽に始められる』とたい焼き屋に転職する例もあるみたいです」と話している。(竹下隆一郎)

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