【岩手】遠野市とキリンビールが連携して食材PR2007年04月24日 地産品のPRや販路拡大で協働しようと、遠野市とキリンビールは、「TKプロジェクト」と銘打った連携事業に乗り出した。ビール原料のホップを通して続く関係を深め、ホップ以外の食材の全国発信を図る狙いだ。同社のノウハウを生かし、「遠野の食材とキリンビールの商品」の販促に力を入れていく。
TKプロジェクトの名前は、遠野市とキリンビールの頭文字を合わせた。同社北日本統括本部(仙台市)の鈴木徹本部長は「遠野の豊富な食材を全国に伝え、地産地消を推進し、互いの活性化を図りたい」と語る。 両者の関係は、1963年、遠野の冷涼な気候がホップに適しているとして、同社が技術指導したのが始まり。以来、遠野産ホップは同社が全量買い取り、ビールの生産に使用。06年のホップ生産量は約68トンで、遠野は日本一を誇っている。 94年からは「とれたてホップ一番搾り」を販売。初飲み会などのイベントを実施してきた。 このつながりを深め、ホップだけでなく、遠野ジンギスカン、わさび、暮坪かぶなどの地産品をPRしようと、プロジェクトを立ち上げた。 遠野の食材を紹介するポスターを3000枚作製。今後、同社ホームページや仙台工場の特設コーナーでも情報発信する。 プロジェクトの第1弾として、遠野市内のホテルで今月中旬、「遠野の食と一番搾りを楽しむ夕べ」が開催された。5月下旬に、ホップの若芽を食する会、8月下旬にはホップ収穫祭なども開く予定だ。 本田敏秋市長は「遠野の資源とキリンビールのノウハウを融合した、ハッピーな関係を築きたい」と話している。 |