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【兵庫】「淡路島カレー」で町にスパイス

2007年05月21日

 島内産の食材をふんだんに使ったカレーを開発し、町おこしにつなげようと、農業団体や消費者団体でつくる「市食のまちづくり推進協議会」(磯崎泰博座長)と洲本市の若手職員グループが連携して、「洲本カレープロジェクト」を進めている。メンバーらは19日、「山カレー」と「海カレー」の2種類を試作し、同市塩屋1丁目の広場であったイベントで参加者に振る舞った。

写真淡路島カレーを振る舞う市職員らと磯崎泰博さん(右端)=洲本市塩屋1丁目で

 山カレーは、赤っぽい四穀米に、シカ肉を煮込んだルーをかけた。海カレーは、揚げたタコを入れ、黄色いターメリックライスを使った。いずれのルーにも島内産タマネギを煮込んだ。

 洲本市の若手職員7人でつくる勉強会「地産地消」(本間啓元リーダー)が昨年5月から毎月1回集まって検討。島内の食材をアピールでき、幅広い世代に受け入れられるメニューとしてカレーを発案した。

 「市食のまちづくり推進協議会」は昨年9月、市が委員を委嘱して発足。今春、職員らからカレーの提案を受け、同市塩屋1丁目のレストラン「淡路ごちそう館御食国(みけつくに)」に相談して、2種類のカレーを試作した。

 この日、同市主催のイベント「花と笑顔のにぎわい市」では、用意した山カレーと海カレーの計200食分を無料で振る舞った。市民らは列を作って求め、開始から40分ほどでなくなった。

 山カレーを味わった同市の会社員中部知里さん(30)は「お肉が軟らかくて、赤いご飯も本格派っぽくておいしい」と話した。

 同協議会や市職員らは今後、「淡路島カレー」として各レストランでのメニュー化や真空パックによる商品化などを進め、地元の名物料理にしたい考え。磯崎さんは「ユニークな食材を使ったのが好評だったようだ。市民と行政が一緒になって地元を盛り上げていきたい」と話した。

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